コロッケくんのぼうけん

著者 :
  • 偕成社
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本棚登録 : 97
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (142ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784035309109

作品紹介・あらすじ

かにクリームコロッケのコロッケくんが、お皿からとびだし、友にめぐりあい、いっしょに旅をし、友とわかれ、自分とそして新しい友とまためぐりあうまで。

感想・レビュー・書評

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  • ふなたびをしてぼうけんをしててたのしそうだった

  • 2022年にブックサンタで選んだ本

  • 『海の男』のカニクリームコロッケとして勇ましく、はみがきコップとパイナップルの空き缶と人間のジョーと船旅に出たコロッケくん。
    お話は長いが章で区切ってあって読みやすい。
    でも海へ落ちたりちょっとつぶれたり涙でベチョベチョになったりとコロッケくんのさっくり感がだんだん失われていくせいか、気持ちがなかなか盛り上がらなかったなぁ。途中で登場するゴキブリにも主役が食べ物だから何となく抵抗を感じて萎える。
    ジョーの旅の劇的な顛末が一番びっくり!!ジェットコースター並みの急展開で主役のコロッケくん霞んでしまったw
    6歳。

  • 濡れても変形しても旅を続けるコロッケくん。

  •  残り物のカニクリームコロッケのコロッケくんは、キッチンで会ったパイナップルの缶詰の空き缶と、歯みがきコップと一緒に、旅に出ることに。
     誰よりも海が似合う格好いい男「海の男」として生きるのです。

     コロッケとか空き缶とかが、それらの間だけでお喋りが出来て、人間から見たらただのコロッケや空き缶なのかと思いきや、普通に人間とも会話します。
     船に乗るのに切符を買うようにも言われちゃいます。
     でも大丈夫、切符売り場のジョーが船旅に同行してくれることになったから。

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     コロッケ、濡れたら危ない……て思ったけれど、大丈夫だった。
     べちょべちょになっても、踏まれても大丈夫。
     くじけそうになるたびに、「『海の男』なんだから、へっちゃらだい」て気を取り直すコロッケくんがかわいかった。


     ただ、ストーリーとして、オチがつかないまま終わっているような…?
     旅の途中で別れた仲間と再会するでもなく、冒険の終わりがあったわけでもなく、しかもすごいあっさりとした終わり方で…。
     続きがあればいいのに。

  • 旅のみちづれ三人衆が、コロッケくんとパイナップルのかんづめのあきかんとはみがきコップって、主人公たちだけでかなりの文字数でじわじわ面白い。最初から最後までずっと予想外の展開!

  • お腹がいっぱいになったお父さんが残したコロッケくんは、パイナップルのかんづめのあきかんと、はみがきコップといっしょに旅に出ることになりました。

    初めて体験する外の世界に、少し不安になったコロッケくんは、パイナップルのかんづめのあきかんに、「カニクリームコロッケだから『海の男』だね」と言われて、力がわいてきました。

    三人は船に乗るために切符を買おうと、切符売り場に向かいました。

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著者プロフィール

1955年、大阪府に生まれる。2000年に『ハリネズミのプルプル』シリーズ(文渓堂)で赤い鳥文学賞、2005年、『きらい』(解放出版社)でIBBY推薦図書リスト選定、2011年、『ものすごくおおきなプリンのうえで』(教育画劇)で日本絵本賞大賞、2012年、『へちまのへーたろう』(同)で日本絵本賞など受賞多数。他の絵本作品に『どうぶつえんはおおさわぎ』(文研出版)、『ぞうがいるってすてき』(BL出版)、『いただきまーす!』(解放出版社)ほか、童話作品に「コロッケくんのぼうけん」(偕成社)、「あいうえおパラダイス」シリーズ(理論社)ほか多数ある。

「2016年 『うふふ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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