ひとりでいらっしゃい: 七つの怪談 (偕成社ワンダーランド 13)

著者 :
  • 偕成社
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  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784035401308

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  • 「きみ、むらさきばばあって知ってるかい」
    トイレの妖怪むらさきばばあの話を、どうして大学の先生や大学生が小学生のぼくにきくんだろう??

    (『キラキラ子どもブックトーク』玉川大学出版部より紹介)

    「<怪談クラブへようこそ。こわい話の好きなあなたなら、きっとこのクラブが気に入るはずです。入会の条件は二つ。その月のテーマにまつわる怪談をひとつ用意してくること。来月は第二日曜日、西戸助教授の研究室でおまちしています。」
    ・設定が不思議でおもしろい
    ・終わり方も不思議でよい。自分しか知らない、<妖怪くらぶ>の部屋。
    ・怪談そのものは私は全然怖くなかった。この本を読んだ小学生の反応や感想は、どうなんだろう。

  • 読みやすい〜!
    人間味ある語り部に内容もドキドキさせる内容

  • こわがらずに、ひとりでいらっしゃい。
    子どもの頃に読んで、ずっとタイトルが心に残っている本。子ども目線では大学の空間とゼミ自体が非日常。ただ怖がらせるだけの本ではなくて、怖いけど惹かれてしまう、覗きたくなってしまう、そんな気持ちを上手くつかまれてしまったなあと思う。

  • 4-03-540130-7
    C8393P1200E.

    ひとりでいらっしゃい 
    --7つの怪談--
    偕成社ワンダーランド13.

    1994年7月1日 1刷
    1995年9月 4刷

    著者:斎藤 洋(さいとう ひろし)
    発行所 株式会社 偕成社

    作者の斎藤洋さんは「ルドルフとイッパイアッテナ」の作者さんです。
    ----------------カバーそでより
    (怪談クラブ)へようこそ。
    こわい話の好きなあなたなら、きっとこのクラブが気にいるはずです。入会の条件は2つ。
    その月のテーマにまつわる怪談を一つ用意してくること。そして、一人で来ること。
    来月は第2日曜日、西戸助教授の研究室でお待ちしています。

    --------------
    兄の忘れ物を届けに大学に行き、そこの食堂へ行こうとしたときに迷い込んだ一室で怪談クラブなるものに参加し、怖い話がいくつか展開され、主人公である「たっくん」はその日何事もなく自宅へ戻る。
    しかし、もう、結構な時間経過があるはずなのに、それがない事、兄に学校にはそんな「西戸助教授」もいなければ、怪談クラブもない事 不思議だなーって思っていたところに 来月のクラブのお誘いのハガキが来るという・・。
    子ども向けだけど 怖いなー。

    ----------------
    こわい話が好きな 子どもとおとなのために。
    それから、ゼラーピオン同人集」を書いたドイツの作家
    E・T・A・ホフマンのために。※メモへ
    -----------------------

    ------目次
    プロローグ
    むらさきばばあ
    天井からこんばんは
    ぐんちゃん
    きつねの面
    あの世の場所
    富士見トンネル
    信二のつりざお
    エピローグ-------

  • 展開も面白く読みやすいので、特別恐い話が好きな子だけでなくても楽しめると思う。

  • 小学生の隆司くんがお兄さんのお弁当を届けるために大学へやってくるところからお話は始まります。
    そこで隆司くんは思いがけず「怪談クラブ」に参加することになります。
    そのクラブは毎回テーマに沿った怪談を参加者がひとつずつ語ります。そのどれもが怖くて面白いです。

    挿絵もとても印象的で、じんわりと怖さがふくらんできます。

  • 「子どもを本好きにする10の秘訣」>「冒険・ファンタジー」で紹介された本。

  • 怖い話がたくさん載っていてゾクゾクした。美希10月

  • 子供が図書室で借りてきた本を読みました。

  • 淡々と語られていく怪談話。
    ひんやりとした空気がいいですね^^
    続刊も読んでみたいと思います。

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著者プロフィール

1952年、東京都生まれ。中央大学大学院文学研究科修了。1986年、『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞受賞、同作でデビュー。1988年、『ルドルフともだちひとりだち』で野間児童文芸新人賞受賞。1991年、路傍の石幼少年文学賞受賞。2013年、『ルドルフとスノーホワイト』で野間児童文芸賞受賞。「どうわがいっぱい」シリーズの作品に、「もぐら」シリーズ、「ペンギン」シリーズなどがある。

「2022年 『がっこうのおばけずかん シールブック 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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