ほこらの神さま

著者 :
  • 偕成社
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本棚登録 : 234
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784035406105

感想・レビュー・書評

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  • 小学生の頃林の中で秘密基地を作っていたのを思い出します

  • あるほこらにであった3人の少年のお話

    ある日、3人が偶然秘密基地になりそうな場所を見つけた。
    次の日にはなんとふしぎなほこらも発見⁉︎

    面白かったです。
    ふしぎなほこらを見つけたら、ぼくは何に使おうかなぁ。
    ほしいゲームソフトかなぁ。
    でもなんのゲームソフトが欲しいかなぁ(笑)

  • 子どものころ、こんなふうに橋の下を秘密基地だってわくわくして遊んだなって懐かしい気持ちになりました。

  • 4年生くらいから楽しめると思います。
    主人公は5年生の仲良し男子3人組。
    ある日古いお屋敷の解体現場で小さなほこらを拾います。
    それを秘密基地にかくしたり、拝んだり、
    神様がのぞみをかなえてくれたり、それと引き換え?なのか災厄が起こったり、
    そんな中で主人公たちは成長していきます。

    安心して子どもに渡せる本です。

    2012/09/30

  • ほこらの神様は願い事を叶えてくれるけれど、その代わりに罰を与えます。ある日、三人の幼なじみが、ほこらの神様を見つけて、他の人に内緒にしたいので、秘密基地に隠してしまいます。そこからたくさんのハプニングが起きて、ハラハラしながら読みました。
    富安洋子さんの本は、ドキドキしながらも面白い場面が多いので、大好きな小説家です。

  • 小学校高学年向け。
    小学5年生の男の子3人組が、取り壊された屋敷跡でほこらを見つけ、それを自分たちの秘密基地に運び込みます。ほこらの神様にお願いして、返事があれば願いが叶う。男の子たちのわんぱくさに、大人としては顔をしかめてしまいますが、子供だからこその輝きがそこにはありました。神様とか、目に見えない存在がこの世にはいるんだろうな、と改めて感じました。

  • 神さまのほこらが親友の絆を深める。面白かった。

  • それぞれ性格の違う5年生男子3人組の話。別のクラスメイト3人組との対決(!?)など、さらっとおもしろく読めました。

  • 主人公たち三人組は、ある日、取り壊されたお屋敷跡から、祠のようなものを拾います。偶然見つけた橋の下の秘密基地に持って帰って、早速設置しますが、その日から不思議なことが起こり始め…?
    これは本当に、ほこらの神さまが叶えてくれたお願いなのでしょうか?


    富安さんのホオズキ医院シリーズが好きなので、同じ感じかなと思い、期待しながら読みましたが、思っていたのとは少し違う感じでした。

    少しネタバレになりますが、クラスの感じの悪い男子三人組への仕返しが、どうもうう~ん??という感じで、あれはあれでいじめではないのか、先生はどうしてスルーするのか、などと思ってしまい、後味がいまいちでした。もちろんいじめっ子は悪いのだけれど、あれでは同じような陰湿なやり返しでは?考えすぎかな。

    あと気になったのは、主人公たち三人組のキャラ設定がどうもうまく想像できなくて…。ノーマルな主人公、運動も勉強もできるけれどおっちょこちょいの優等生くん、猪突猛進考えなしの不思議キャラ、という感じかなぁと思うのですが、ステレオタイプのようなそうでもないような…。運動ができる優等生くんがどんくさいというのが、どうも背反しているようでしっくりこなかったかなぁ。
    あとは、ほこらの神さまを設置した、橋の下の基地の様子がいまいちうまく想像できなくて…イラストがあったのでなんとかこうかな?と思うことができたのですが、文章だけ読んだ感じだとうまく浮かばなかったです。これは自分の読解力のせいかもしれません。

  • 五月に読んで欲しい本

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著者プロフィール

1959年生まれ。1991年『クヌギ林のザワザワ荘』(あかね書房)で第24回日本児童文学者協会賞新人賞、第40回小学館文学賞を受賞、1997年「小さなスズナ姫」シリーズ(偕成社)で第15回新美南吉児童文学賞を受賞、2001年『空へつづく神話』(偕成社)で第48回産経児童出版文化賞を受賞、『盆まねき』(偕成社)により2011年第49回野間児童文芸賞、2012年第59回産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞、2021年『さくらの谷』(絵・松成真理子 偕成社)で第52回講談社絵本賞を受賞。絵本に「やまんばのむすめ まゆのおはなし」シリーズ(絵・降矢なな 福音館書店)、「オニのサラリーマン」シリーズ(絵・大島妙子 福音館書店)などがある。

「2023年 『そらうみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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