アナベル・ド-ルの冒険

  • 偕成社
3.93
  • (9)
  • (8)
  • (9)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 87
感想 : 15
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784036315208

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 主人公には人形であるが故に、いなくなったサラおばさんを探すのに、数々の困難がつきまといます。
    まず背がとびきり低く、人間の家を移動するのに大変時間がかかる。人間の前では動けず、夜間の限られた時間だけ(人前で動くと"お人形状態"=動けない人形になってしまう)。ネコがいて襲われる危険がある。…などなど。
    ところが、自分達とは全く違う最新式タイプの新しいドールハウスと家族がやってきて、アナベルは親友となる少女と出会います。
    人形だけれども、人間のように姿かたち、性格の違いが生き生きと描かれていて、数々のハプニングやサラおばさんの捜索を二人で協力していくさまが、読者の冒険心をくすぐってくれます。
    魔法なんてものはない現実的な舞台ですが、児童文学ならではの味わいを見せてくれる魅力的な一冊です。

  • もうかわいくって大好き♪

  • 物語の見本のような、変な言い方だけどとってもよくできた物語。100年前に生まれた陶器製の人形アナベルが、最新のプラスチック製人形のティファニーと一緒に行方不明のサラおばさん捜しの冒険にでかけます。100年待って、ようやく友人を持つことができたアナベル。よかったね

  • 45年間、行方不明になっているサラおばさんを探しに行くアナベル・ドールの話。でもアナベルは人形。持ち主のケイトが寝ている間、人間の家を探し回ります。そんなお話。小さい頃、人形が実はわたしが寝ている間に動き回って、ひそひそわたしの噂話でもしてるんじゃないかと思うことがありましたが、わたしだけじゃなかったようですね。

  • アナベル・ドールは、45年前に突然姿を消したサラおばさんのゆくえを、
    残された日記を手掛かりに捜し始めますが…。ドールハウスに住むアナベルの
    一家と、新しくやってきたプラスチック製の人形一家の生き生きした冒険物語。

全15件中 11 - 15件を表示

アン・M.マーティンの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×