シノダ!魔物の森のふしぎな夜

著者 :
  • 偕成社
4.22
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本棚登録 : 283
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784036440405

作品紹介・あらすじ

信田家の子どもたち、ユイ、タクミ、モエには重大な秘密がある。それは、三人のママがじつはキツネだということ。人間のパパとキツネのママが結婚して生まれた子どもたちなのだ。そのパパとママは、おとなになってしりあうまえに、子どものころにも、いちど、であっていたらしい。魔物が出るという、いいつたえがある森で、子どもだったパパとママ、イッチとサキが体験したふしぎな夜の物語。

感想・レビュー・書評

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  • 時系列がちょっと昔になります
    今の子どもたちは、地域団体でキャンプに行ったりしないかな?

    イッチは、出会った兄弟に異質なものを感じながらも
    一緒に困難を乗りきるんだなぁ
    もう会えないかもっていうのが切ないなぁ

  • パパ・イッチとママ・サキの出会いの巻。
    イッチ素敵だわん。好きな作家と同じ名前とかゆっちゃって…ズギュゥゥゥン。

  • お父さんとお母さんの出会いのお話。
    子どものころからお父さんは飄々としていたんだなって思ってしまいました。

  • シノダ!シリーズ、四作目。これ、けっこう怖かったです。怪談物としても読めるのではないですか。夜一人で読まない方がいいなあ。

  • お父さんとお母さんの出会いのお話し。

    お父さんは意外と不思議な世界の住人だったんだ・・・。

    きつねのお母さんとの恋愛も納得・・・。

  • シノダ!シリーズの4作目。今回はお母さんとお父さんの出会いの事件のお話。まだ中学生のお父さん。いっちと呼ばれていました。子供会の夏キャンプに誘われて行った幸せの森、・・・実は竜神岳の入らずの森だった。
    さすが冨安陽子、シノダシリーズ好調。楽しい1冊。

  • 「だってきみは、ぼくのいちばんすきな作家とおなじ名前なんだ――サキ。ぼくのだいすきな、サキ。だから、ぜったいにわすれないって約束するよ」

  • 富安さんの世界観すきだなー
    というわけで、シノダ!シリーズ4巻目。

    このシリーズにハマっております。
    こどもたちにもプッシュしまくっております。

    今回はパパとママの出会いのお話。
    中学生パパがいいかんじです。

    すてきだなーって思えるお話でした。

  • やっぱこのシリーズはいい!読んでて、あれ?いつもの兄弟でてこないなあっと思っていたらシノダ家のお父さんとお母さんの出会いのお話でした。パパさんも不思議な目をもっていたとは・・・。夜叉丸おじさんが子どもの頃からいい加減で笑っちゃいます。初恋の切なさが盛り込まれ、いつもよりちょっぴり甘い風味。イッチが案外頼りになる感じで、パパさん見直しました!でも確かにセミのぬけがらは女の子へのプレゼントにはちとどうかと思ったり・・・。(笑)

  • これは、シノダシリーズと言うのが有って、それの四作目です。
    シリーズですが、一作づつ読んで大丈夫。
    信田さん一家のお話です…大学の先生のパパ、明るく元気なママ、
    小学五年の長女、小学三年の長男、三歳の次女、団地住まいの、普通の家庭…のはずなんですが、
    この、「魔物の森」はパパとママの出会い編です。

    中学一年の時のお話でした…シリーズ中、最新作ですが、一番面白かったかも。

    ストーリーは…
    子供会の夏のキャンプの参加人数が少ないので、中学生になった信田一も参加する事になった。
    所が、行った先のキャンプ場には、何やらおかしな雰囲気が…
    そのキャンプ場で出会ったちょっと奇妙な、兄妹。
    何やら、いわくいわれのある、キャンプ場の森。
    さて、信田真一は一泊のキャンプを終えて帰れるのか?って言う感じの話です。

    なんか、雰囲気が違うけど、まあ、こんな話です。

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著者プロフィール

1959年生まれ。1991年『クヌギ林のザワザワ荘』(あかね書房)で第24回日本児童文学者協会賞新人賞、第40回小学館文学賞を受賞、1997年「小さなスズナ姫」シリーズ(偕成社)で第15回新美南吉児童文学賞を受賞、2001年『空へつづく神話』(偕成社)で第48回産経児童出版文化賞を受賞、『盆まねき』(偕成社)により2011年第49回野間児童文芸賞、2012年第59回産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞、2021年『さくらの谷』(絵・松成真理子 偕成社)で第52回講談社絵本賞を受賞。絵本に「やまんばのむすめ まゆのおはなし」シリーズ(絵・降矢なな 福音館書店)、「オニのサラリーマン」シリーズ(絵・大島妙子 福音館書店)などがある。

「2023年 『そらうみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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