キツネたちの宮へ (シノダ!)

著者 :
  • 偕成社
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本棚登録 : 258
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784036440603

作品紹介・あらすじ

信田家の子どもたち、ユイ、タクミ、モエには重大な秘密がある。それは、三人のママがじつはキツネだということ。人間のパパとキツネのママが、キツネ一族の反対をおしきって結婚し、そして生まれた子どもたちなのだ。そんな信田一家が、ドライブのとちゅう、なぜか道にまよってたどりついたのは、婚礼まっただ中のキツネたちの山。どうやら何者かが一家を山におびきよせたらしい。いったいだれが?なんのために?小学校高学年から。

感想・レビュー・書評

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  • 狐の婚礼、面白かった。
    信田一家の正体がバレないかハラハラドキドキしたし、イツキおばあちゃんはカッコよかったし、夜叉丸おじさんは相変わらずだったし、面白かった。
    狐の婚礼の描写も目にうかぶようだった。
    次も楽しみ。

  • シノダ!シリーズはハラハラはするけど、安心して最後まで読める上に、納得のいくハプニングばかりおこるので、面白くて仕方がない!
    今回は初めて一家がキツネの世界に!終盤キツネのお偉いがたにタンカきる姉弟たちもよかったし、冷静で機転の利くパパもかっこいい。そして初登場のイツキおばあちゃんが、かっこいい。
    最後にネタバラシしているママの「よそはよそ、うちはうち」っていう言葉が重いかった。

    とても面白かった!

  • おばあちゃんーーー!
    イツキおばあちゃんカッコいい!

    やっぱりシノダ好きだなー

  • シノダシリーズ6作目。
    結婚を認めていないお母さんのお母さんが初めて登場する。
    そのイツキおばあちゃんが母としての思い、
    花嫁の母、弥生さんの母としての思い、
    どれも、見てすぐわかる優しさではないけれど
    いつでも変わらず、必ず見方でいてくれる。
    最後はもう込み上げて来ました。

  • 一家の正体がばれるのではないかとはらはらでした。
    ようやく登場のイツキおばあちゃん。そのいじっぱりなようすがなんとなくほほえましいなって思いました。

  • 大好き、シノダシリーズ。
    そーいや今更ながら、キツネよよーだからシノダなのよねーっと思う。
    今回も家族そろって巻き込まれ~。
    でもなんかみんな明るいので好きだわー。
    そしてパパ!!
    パパ素敵だわー、メッチャかっこよいよー。
    たとえ牛乳とナフタリンの匂いぷんぷんだとしても。
    ハッピーエンド、そうねーやっぱポシシィブシンキングってのは大切よねー。根っからのネガティブな私としては眩しいわあ。
    イツキおばあさま、は。
    遅まきながら、木から下りるころに気づいたです。
    あー、この子、子どもじゃないわ。と、でもそうね、サイで気づかなきゃいかんかったなあ。うむうむ。
    でも凛としてとってもかっこよいおばあさまでした。
    是非、また会いたいなあ。
    夜叉丸おじさんもスエちゃんも、ほんっとごーいんぐまいうえい~で
    すごいわあ。キツネにはきょうが一番大切ってママが言ってたのが
    ちょっと印象的。
    究極的に自分に正直に今、を生きてるってことなんだろう。
    でもこんな親戚はちょっと勘弁。
    ひきょうもの、の正体については全く最後までユイたちとおんなじように
    わかんなかったなあ。
    母は子のためならなんでもするってとこでしょうか。
    まあ、シノダ家にとってはいい迷惑でしたが。
    でもやっぱり今回もなんとか乗り切った!
    ふふふ、なーんて素敵な家族、だいすきだー。
    で、これも文庫で発刊しだしたんだよなー。やっぱ揃えるべきか。
    考え中~。

  • いつも冒険が待ち受けているシノダ家。今回は一家できつねの宮へ入り込んでしまう。
    キツネの結婚式ではいろんな儀式があり、面白い。
    人間ということがばれずにウソをつくことなく過ごす。
    いつばれるか?とハラハラしてしまった。ぱぱの人のよさは天下一品だと思う。

  • イツキおばあちゃんが、優しくて、かっこよかった。ユイたちがまいをまうことになったとき、もうだめかと思ったけど、みんなを笑わせられてよかった。神様じゃなくて、おばあちゃんが助けてくれたのかな。それとも両方かな。
    パパも、かっこいい。うそはつかない・いいわけしない・ちゃんと話せる・ものしりで、すごい。ぼくは、ついうそをついてしまいそう。
    スーちゃんが、めずらしくかつやくして、ユイたちが助かったのもよかった。(小5)

  • シノダ!シリーズ第6巻
    狐たちの世界に足をふみいれた信田家家族。
    ハラハラドキドキ、少しミステリー要素もあり、楽しめた。子ども向けだけど、大人でも楽しめる。

  • キツネたちの宮へ (シノダ!)

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著者プロフィール

1959年生まれ。1991年『クヌギ林のザワザワ荘』(あかね書房)で第24回日本児童文学者協会賞新人賞、第40回小学館文学賞を受賞、1997年「小さなスズナ姫」シリーズ(偕成社)で第15回新美南吉児童文学賞を受賞、2001年『空へつづく神話』(偕成社)で第48回産経児童出版文化賞を受賞、『盆まねき』(偕成社)により2011年第49回野間児童文芸賞、2012年第59回産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞、2021年『さくらの谷』(絵・松成真理子 偕成社)で第52回講談社絵本賞を受賞。絵本に「やまんばのむすめ まゆのおはなし」シリーズ(絵・降矢なな 福音館書店)、「オニのサラリーマン」シリーズ(絵・大島妙子 福音館書店)などがある。

「2023年 『そらうみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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