- Amazon.co.jp ・本 (109ページ)
- / ISBN・EAN: 9784036460106
作品紹介・あらすじ
その人はジェラルドと名のり「おれは竜退治の騎士やねん」と関西弁でいった。どうみても日本人だった…。「夢」さえすてなければかならず奇跡はおこる。夕暮れの学校でおこったふしぎな事件。小学校上級から。
感想・レビュー・書評
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りゅうが出て来ておもしろかった。^_^
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
竜退治の騎士になる方法が意外だった。
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竜騎士になるためにどうしたらいいか?
という問いに
「トイレのスリッパを並べろ」という。
さっぱりわからないけど、読むとわかります。
ジェラルドと名乗っているのに、
めちゃくちゃ関西弁の騎士。
放課後の学校。竜を倒す騎士。
子供の心を掴む要素盛り沢山!
これはすすめていきたい -
これは強烈に面白かったです!!これまで子供に読み聞かせを3年半続けて古今東西の名作を読んできた中で一番面白かったかもしれません。少なくともうちの子のウケという意味では最高でした。分量が適度に短めというのもあるけれどとにかく面白いものだから途中でなかなか切り上げることができず4晩で読み聞かせ終わってしまったほどです。物語に演劇がひとつの要素として出てくる通り、ちょうど少人数の劇団の舞台を見ているような感覚がありました。軽妙な関西弁の会話(子供に特にウケた)と、劇団風の芝居がかった台詞、激しいアクションシーンがあることもあって、音読をしていても自分が劇団員になったようですごく楽しくて、音読し甲斐がある作品でした。子供向けの教訓も確かにメッセージには含まれているのですが、それが押し付けがましくなく、だけれどとてもインパクトがあるフレーズで頭にしっかり残るように書かれています。きっと明示的に教訓を垂れるよりもこれの方がよほど子供の頭に残ることでしょう。ただし本書はファンタジーはファンタジーなのですが、同じ著者の作品と比較すると本書には「びりっかすの神さま」要素もちょっと入っていて、「二分間の冒険」や「選ばなかった冒険」ほどファンタジーや冒険物語のテイストは強くないのでそういう本だと先入観を持って期待して読むのはやめた方がいいです。
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気づいたら世界に入ってた
童心に戻って素直に読むのがコツかも -
「その人はジェラルドと名のり「おれは竜退治の騎士やねん」と関西弁でいった。どうみても日本人だった…。「夢」さえすてなければかならず奇跡はおこる。夕暮れの学校でおこったふしぎな事件。小学校上級から。」
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幼馴染との微妙な関係性、「竜退治の騎士」を登場させつつ、自然に成立させる配置や構成がすごい。
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岡田淳さんの冒険もの。
小学高学年向けには、
「二分間の冒険」、「選ばなかった冒険」この2冊が最高。
気に入ったら、その次に本作も読むのが良いと思います。短めですぐに読めます。