夜の小学校で

著者 :
  • 偕成社
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本棚登録 : 382
感想 : 45
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  • Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784036460601

作品紹介・あらすじ

とうぶんのあいだ、ぼくは桜若葉小学校というところで、夜警のしごとをすることになった。その小学校の中庭には大きなクスノキがあった。学校の夜に起こる奇妙な出来事。

感想・レビュー・書評

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  • 夜の小学校に現れる不思議な人や動物。ひとつひとつのお話がとても短くて、突然終わるので、最初は戸惑いましたが、読み進めていくうちに本の世界に入り込んでました。

  • この本を読んで、岡田淳さんの本を読むようになりました!

  • 大人が読んでもいい。というより、大人が読んだ方がもっといい。
    不思議な出来事の描写にほっとする。

    夜の学校って、こんなことが起きる雰囲気を持ってた。今はこんなゆるーい小学校ないだろうな。作者は小学校で図工の先生をしてたそうだから、校内の描写がすごくリアル。絵も作者が自分で書いてるから、世界観にブレがない。

    アライグマのエピソードがいちばん好きです。私も洗ってほしい!

  • 夜の学校の警備をすることになった青年と、そのまわりで起きるふしぎなできごとのお話。

  • ふしぎな動物がでてきて、おもしろくて、楽しくなるお話しです。

  • 夜の小学校の雰囲気に包まれて読みました。
    お母さんうさぎの作るスープを、私もよく作りますよ!
    (なるほど、煮込む間はダンスをするのねー)

  • 「とうぶんのあいだ、ぼくは桜若葉小学校というところで、夜警のしごとをすることになった。その小学校の中庭には大きなクスノキがあった。学校の夜に起こる奇妙な出来事。」

  • 小学校で夜警の仕事をするある青年のお話し。不思議な出来事を日常の一つとして受け入れることのできる、青年のスタンスが素敵です。それにしても岡田センセイ、この発想は一体どこから生まれるのですか!?

  • 夜の小学校でひとり過ごす夜警さん。夜は不思議の時間。学校は不思議の場所。そこではもちろん不思議なことが起こる。自分だけが知るファンタジー。これは物語を書くのが夢の夜警さんに宛てた不思議な世界の人たちからのメッセージなんだね。私たちの物語を書いてって。これは書くしかない。見える人にはちゃんも見えているのかもなあと思わせるお話。岡田さんの周りにはファンタジーが溢れているのかもしれない。

  • 小学校の頃大好きだった岡田淳さんの本を久しぶりに読みました。どのお話も優しくてとても温かい気持ちになれます。岡田さんが描かれた絵も素敵です。

    (2021年 11冊目)

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著者プロフィール

1947年兵庫県生まれ。神戸大学教育学部美術科在学中の1966年に「星泥棒」を自費出版。西宮市内で小学校教師をつとめながら1979年に『ムンジャクンジュは毛虫じゃない』(偕成社)を発表。1981年『放課後の時間割』で「日本児童文学者協会新人賞」を受賞。教壇に立ちながら1年に約1タイトルのペースで作品を発表。数々の賞を受賞する。「こそあどの森」シリーズ(理論社)は国際アンデルセン賞オナーリストとなる。アジア各国では翻訳本も出版されている。岡田淳作品で読書嫌いが治った、本好きになったという人は多い。

「2008年 『人類やりなおし装置』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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