- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784036527007
感想・レビュー・書評
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昔、アニメで観たので原作を読んでみました。思った以上に過酷で悲しい結末でした。けど、人間と物を言えない動物の間でも心が通い合えば友情が芽生えるということを教えられました。
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金持ちと同じと呟いたネルロのセリフが胸を打ちました。裕福は心で決まるのだなと心底感じられる一冊。
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Original title:A Dog of Flanders.
教会でNelloとPatrascheが教会で死んだsceneしか知らないので、
死ぬまでの過程に色々驚きました。
先ず10歳でNelloは死ぬのかと思っていたのですが、15歳だったのですね。
animaでは10歳位に見えたので。
後、PatrascheがNello達に出逢うまで金物屋にこき使われていた事にも驚きました。
そして心情はBelgiëと同じで、この作品が名作を冠する理由が解りません。
絵が入選せず賞金の大金が手に入らず、Nelloが人生に絶望して死を選んだだけです。
Nelloの行動よりも其処に暮らす当時の人々の町の様子や生活、美術作品に興味が持ちました。
前半のこの話が暗かっただけに後半の「アルビーノの子供」は明るくて、偉大な画家になる子供時代のRaffaelloの無邪気な行動が描かれて、和みました。
最後の黒絵の具の話も最後は森や鳥たちの役に立った黒絵の具に感動しました。 -
2011年12月23日
<A Dog of Franders>
装幀・本文デザイン/田中明美 -
ベルギー、アントワープなどを舞台とした作品です。