三国志早わかりハンドブック

著者 :
  • 偕成社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784037443009

感想・レビュー・書評

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  • 三国志演義の入門書としてはちょうどいい情報量でした。
    ルビも振られているので、小学生から読めます。

    ページをめくると、まず始めに三国志演義内で主要、重要となる人物を
    厳選して軽く紹介しています。イラストもついているので
    イメージもしやすくなっています。

    紹介が終わった後、戦いを主軸に置いて三国志演義の世界と歴史を綴っています。
    そのため、冒頭から多くの人物名が出てきますので
    三国志演義を知らずに読むと、登場人物が多すぎて混乱する恐れもあります。
    ですが、その対応策としてあるのが巻末から載っている(後ろから読む形)
    三国志演義登場人物紹介一覧です。

    知らない名前が出るたびに、後ろページで調べることが出来ますので
    この人、誰?とならずに読み進めることが出来ます。

    戦で見る三国志演義となっているため、人物の個性や考え方は
    あまり描かれてはいません。巻末の人物紹介もあくまでざっくりとした
    紹介になっているため、何故この人がこうしたのか、といった点は
    少しばかり分かりにくくなっています。

    とはいえ、三国志演義の全体の流れをざっくり知るには十分です。
    個人的には、三国志演義の流れが書き終わった後にある、
    『三国志あれこれ』が良かったです。
    この時代、もしくは三国志以前の中国周辺がどうであったか。
    政治や暦、官職はどうなっていたのかが分かりやすく書かれています。
    中でも官職はとても細かく書かれ、三国志演義だと誰がどの官職だったかも
    書かれているため、非常に勉強になりました。

  • 1 500人余の人物事典
    2 官職早わかり表
    3 戦史でわかる「三国志」
    4 出師(すいし)の表
    5 年表

    イラストが佐竹美保さんなのがうれしい
    服装の検証はどうなってるのか知りたい

  • 2/20読了。

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