- Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
- / ISBN・EAN: 9784037444501
作品紹介・あらすじ
妖婦玉梓に末代までも呪われた里見家。その娘伏姫は、いちどは犬の八房と共に命をなくすが、その霊は八つの珠となり、八人の犬士が生まれる。
感想・レビュー・書評
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第1巻 妖刀村雨丸 江戸時代のファンタジー作家「滝沢馬琴」の南総里見八犬伝を小学生でも読める現代語でとても読みやすい。挿絵がかっこいいので小学生男児が好みそうです。ふりがなもきちんとありました。物語は有名なので感想省略ですが、やはり読み返しても面白い。
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2023年上半期の朝ドラ「らんまん」のヒロイン、すえこちゃんが、夢中になって読んでいたので、興味を持った。
さすがに原文は難しすぎるので、児童書のこちらを選書。言葉遣いも易しく、何よりストーリー展開が明快でとても読みやすかったので、この本を選んで正解だった!
見目麗しい少年、青年がたくさん出てきて、みんな誠実で強く、性格が良い。すえこちゃんが夢中になるのも納得の面白さだった。
特にすえこちゃんが身悶えしながら読んでいた、信乃と現八が闘うシーンが本書の最後の章で描かれており、「この場面か!」と感動。
「らんまん」が終わる前に、全4巻、読破したい。 -
ずっと前から読みたいと思っていた作品。
この巻の最後、犬塚信乃と犬飼現八が屋根の上で闘うシーンは緊張感が読者にも伝わってきて、読み応えがあった。 -
とても面白い。まるで少年ジャンプです。印象的なシーンの連続、息もつかせぬ展開、派手なアクション、カッコいい少年ヒーローたち。先が気になりすぎて、文字通りページを捲る手が止まりませんでした。自分は悪役玉梓の首がロケットのように飛ぶシーンがお気に入りです。
挿絵も雰囲気がありました。子供むけとは思えない。できれば伊藤彦造や山口将吉郎辺りの骨太なカッコよさと色気があるともっと嬉しいのですが、充分そのあたりの雰囲気は出ていると思います。 -
日本人としては里見八犬伝は読んでおかなければ…と思っていながら幾星霜、山本タカト氏挿絵のものがあると小耳に挟んで飛びつきましたが、平成耽美主義とは正に…な雰囲気マシマシの美少年剣士と血飛沫…美しい姫と禍々しい生首…好きだ…。
浜たかや先生の現代訳も児童向け翻案と侮るなかれ、まあ読みやすいわ面白いわで…素晴らしいです。
武士の心得とは、主君に仕える従者の忠義とは、一途に殿方を思う大和撫子の操立てとは…を嫌味なくあまっちょろい現代人に訴えかけてきます。
謎の幻術もあるよ!!
とにかく早く2巻が読みたい。 -
小学生の時に読んだ初めての南総里見八犬伝。読みやすかったのと、読んでいてとてもわくわくして全4巻一気読みしたのをよく覚えている。会社近くの図書館で見かけた時は嬉しさで本棚の近くを少しの間うろうろしてしまった。(そのときは既に数冊借りていたから借りようとしなかった。)開いた感じは小学生でも読めそうな大きい字だが、内容はさすが古くから伝わる物語。大人でもどっしり、次の展開を知りたくて読みすすめる手が止まらない。
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山本タカトの絵につられて読んでみましたが、物凄く面白い!現代の創作物に色々影響を与えていそうな内容、設定、展開。元祖って感じがして久しぶりに面白いと思えるシリーズものを読みました。
時代としては鎌倉ぐらいになるのかな…。小さい頃は武将や侍に何も興味がありませんでしたが、最近大河ドラマをきっかけに日本の歴史の面白さが少し分かってきました。
玉梓の呪いとそこから絡み合っていく野望、因縁。玉梓の存在がすごく気になります。最初のインパクトがすごい…。玉梓自身も色んな事情がありそうで気になるな〜。
あと本当に縁というか、こことここがそう繋がっているのね!?っていうのが多くてとても好きです。
とにかく続きが気になる…。そして何より山本タカトの絵がいい!!本当に美少年、美少女の絵が最高。画集が欲しい…。
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面白いの一言に尽きる。
桃鉄で八犬伝が出てきてからずっと読みたいと思ってた。
本当、江戸時代にこんなファンタジーがあったとは…!
あっという間に読み終わってしまった。
続きも早く読もう!
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江戸時代にこんな名作があったなんて…。
児童向けだからかテンポよくすすみ、あっという間に読み終わりました。
一巻で四人の犬士が出てくる怒涛の展開ですが、だからこそ飽きがこないで夢中になれます。
信乃の人の良さに感心したり、勘の鈍さに危惧したりと、人物も魅力的です。予想以上に世界観に入り込みました。
次巻も楽しみです。 -
むかし朝読書の時間に読んだなーっ!と懐かしくなって再読。いろんな人物が次から次へとでてきてサッサカ進んでくけど、驚くほど分かりやすく読みやすい。覚えてたよりも結構血腥かった