続813 (アルセーヌ・ルパン全集 (6))

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制作 : 大友 徳明 
  • 偕成社 (1981年10月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (375ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784038150609

続813 (アルセーヌ・ルパン全集 (6))の感想・レビュー・書評

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  •  ホームズと並ぶ2大ヒーローとはいっても、ルパンシリーズはホームズ物を始めとするミステリー物とは少し勝手が違います。
     ミステリーはまず殺人が起こり、後から探偵がその謎を捜査するパターンです。
     しかしルパンは怪盗ですから、基本的に犯罪を起こす方なので、立場が違います。とはいえ、本作品ではルパンの敵は警察組織ではなく、第三勢力ともいえる存在です。この第三勢力は殺人を何とも思わない残酷で極悪で、しかも魔術を使っているかのような不可解な連中です。
     ルパンは怪盗でありながら、この第三勢力と戦い謎を解くという探偵のような役割を演じます。
     一般のミステリーとは違った複雑な構図を持っているので、リズムに慣れるまでは苦労しました。
     上巻の終わり頃に至ってようやくリズムに慣れ、ストーリーも怒涛の展開となって、下巻は巻を措く能わずといったところ。
     ルパンの敵役の『LM』は神出鬼没で不気味な奴で、本当に魔法を使ってるんじゃないか、いくらルパンでもこいつに勝つのは大変じゃないかと思わせる存在です。
     ただ、小説としてはあり得ますが、現実にはあり得ないトリックです。
     例えばホテルの人混みの中では現実にはあり得ないけどまあギリギリ認めましょう。しかし、ドイツの古城の中で現実にそういうことはあり得ない。
     だから本作品でトリックを推理しようと思ったら、理詰めで考えていては無理なのでそこら辺の小説的脚色を考慮して考えないといけません。
    (ルパンシリーズの他の作品もそんな感じなのだろうか?)
      
     本作品には名前だけですが、シャーロック・ホームズが登場します。
     ホームズが4日間かけて捜査して解くことができなかった古城の謎を、
    『LM』やルパンが短時間で解いているという、ホームズのかませ犬的役割に苦笑。
       http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20171223/p1

  • いやぁルパンスマートで、洒脱!やはり保呂草さん的。
    発表時は、前巻から時間空いていたんですね。ルパン愛国心あるな。

    とりあえず、このシリーズで初めからよんでいこ、と思います。わかりやすいし、いいですね、これは。
    大人向けはどんなに素敵なんだろう!と楽しみにしてたのに、版権の関係で他の訳は堀口大学しかないとか...絶対イメージ違くなりそうなので...東京創元社あたりで頑張ってくれればよかったのに。。

  • やられっぱなしのルパンはあまりにカッコ悪い。
    物語はヨーロッパの政治にまで関係して、大きなスケールで展開されていく。
    敵は絶対近くにいるはず!って思っていたのに、この話で出てきた人が犯人だった。殺人鬼はつかまり、事件は解決へと進んでいるはずなのに、疑問はのこる。
    そして、本当の真実を知ってしまったルパンは、あまりに悲劇的な事実に自分の抹消を自ら決行する。

  • (メモ:中等部1年のときに読了。)

  • 続、て付くのは面白くないことが多いが
    これは例外のひとつ。
    この辺で登録止めるけど、ルパンは全部読んだ

  • やはり偕成社の訳が好きだ。
    06/06/04

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