本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
- / ISBN・EAN: 9784038504204
感想・レビュー・書評
-
小学生以来の再読。その頃とは違った視点で読むことができて新鮮。著者下村湖人の現実主義な部分と理想主義の部分を、ユーモアが架け橋となって表されているフレーズがいくつもあり、それがまた耳に心地よく痛い。もはや次郎に感情移入はできない歳になったが、所々自分の少年少女期の屈折した心理が蘇り、喉をかきむしりたくなる。が、太宰のような後味の悪さはない 。もちろん相も変わらず少年・次郎の複雑な心情とその変化の描写、エピソードの一つ一つが隙間無く魅力的 。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
次郎が二階から飛び降りるところはどきどきしました。
全3件中 1 - 3件を表示