鬼のうで (赤羽末吉の絵本)

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著者 : 赤羽末吉
  • 偕成社 (1976年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784039641106

鬼のうで (赤羽末吉の絵本)の感想・レビュー・書評

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  • あああ~、面白い!
    まるで活劇を見るように胸を躍らせて読んでしまった。
    赤羽末吉さん挿絵の絵本て、開くたびに「これこそ最高傑作」と毎度思ってしまう(笑)。
    「鬼の赤羽」と呼ばれていたそうだけど、怖いという意味ではなく「鬼ばかり描いているから」という意味らしい。
    長年あたためた素材というだけに、とてもドラマチックに仕上がっている。

    どなたもよくご存知の、【羅生門の鬼退治】の伝説の絵本化である。
    「御伽草子」や「太平記」にも載っているし、歌舞伎の演目にもあると言う。
    とは言え、歌舞伎はちと敷居が高いし、古典を紐解くこともそうそうはない。
    なので、この絵本化は実にありがたい。
    なんと言っても、子供たちに読んで聞かせられるので、読者の幅もぐんと上がるというもの。
    受け止め方によっては活劇の場面がグロテスクなので、明るくちゃんちゃんと語りたい。
    上手いことに文章も実にさらりと調子が良く、「鬼と人間の知恵比べの話だよ~」と面白げに語りたい。
    ゆっくり読んで約12分。小学生くらいから、かな。

    主人公である渡辺の綱の名前さえ知らないという子も多いことだろう。
    鬼は「大江山の酒呑童子」で、これは前述した【鬼が出た】の本に詳しい解説があるので、出来ればそちらもカンニングして(笑)、お子たちが怖がらないように付け加えるともっと良いかもしれない。
    鬼たちと人間とは、昔は今より身近な存在だったんだね。
    【不思議】と【怖い】が消えたのは、果たして幸せなのかどうか。
    スピード感あふれる迫力満点の赤羽さんの挿絵とともに、どうぞ親子でお楽しみくださいな。

  • 大江山の酒呑童子を退治した源頼光と四天王たち。
    しかし逃げ出した鬼が京の都へ迫る。
    鬼の腕を切り落とした渡辺綱は鬼の腕を切り落とす!
    腕を取り戻しにくる鬼と頼光たち!
     うおーん うおーん うおーん

    かっこいいです!
    女を攫う強くて悪い鬼、対するは源頼光と四天王。
    最近の童話だと鬼は優しかったり人間と仲良しになりたがったりしている話しが多いですが、やっぱり鬼とは強くて悪いのが本来。
    挿絵は迫力があり文体はリズミカル、展開はどきどきするしところどころユーモラス。
    「なむさん、頼光は おいつめられた
    じりっと そでが こげた
    うーがっぱと はじけた。とんだ
    や! 鬼めの首は、ざっくり わきざしで えぐられ、
    どばっと 血をふいた。
    『ばけもの きえうせろ!』と、とびこむ綱(※渡辺綱のこと)も
    鬼めの くびめがけて 大刀で つきあげた。
    うおーん うおーん うおーん」
    絶版なのが残念。子供は「難しくてよくわかんない」と言っていますが自分が楽しみたい絵本。

  • 声に出して読むと語感が面白い。読み聞かせなどで楽しめるのかなと思う(子供がいないので子供がどんなのを好むのか憶測でしかないのですが)。
    途中にコマワリのようにページを区切って描写を分けてるので、一場面一場面が想像しやすい。

  • 酒呑童子、源頼光、羅生門、渡辺綱
    面白い⁉️

  • 綱おじさんが陽気すぎる。

  • 言い回しがかっこいいので、朗々と声を出して読んでみたい。高学年ならできるかな?

  • 言葉はちょっと難しいけど、リズムが良いので気にならない。絵は流石の迫力。

    個人的には小学校中学年くらいからかな。

  • まず、語りがいい
    読んでるほうも調子良く読めるし、聞いていても色んな耳触りで楽しめる
    そして、最後までドキドキハラハラ
    年長児も小学4年生も、そして32歳もすっかり楽しめる作品です。

  • 小学生の読み聞かせ用にするもりだったが、練習読みを聞いていた息子に却下された。彼曰く、「絵は小学生向きなのに、内容はグロい。15歳以上向き(>_<)」腕や顔が切られたり、『からだが いやいや、くびがねじねて ちぎられて』だものね。ちょっとリアル過ぎか。

  • H21年1月 5-2

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