ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた (1) (MFブックス)
- KADOKAWA/メディアファクトリー (2013年10月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040660516
作品紹介・あらすじ
ニートがチートで異世界冒険ライフ!とある求人の面接から即異世界送りとなったニートの山野マサル(23)業務内容は20年以内に破滅を迎える世界で、特定条件を満すか20年間生き残るだけの簡単なお仕事。目下、野ウサギ狩りや、女の子たちとの出会いでハーレム計画を遂行中。無理せず頑張って、目指すは無事生還!
感想・レビュー・書評
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小説家になろう、からの書籍化。
23歳ニートの青年がハローワークに仕事を探しに行く。
見つけた求人を元に面接に行ったら、異世界に連れて行かれた。
仕事内容は、さまざまなスキルを試しながら20年過ごすというもの。
20年無事に生き残れば元の世界に帰してもらえるらしい。
かるーいチートスキルを生かしてゆるーく異世界ライフを堪能するファンタジーノベル、って感じ。
主人公はスキル的にかなり優遇されているが、初めからぶっちぎりの最強無敵チート能力ってわけではない。
あくまでも、優遇されているだけなので少しずつ強くなっていく過程が楽しめる。
昨今のむやみやたらと最初からハイスペックな癖にたいしたことをしない主人公と比べると、成長が丁寧で好印象。
てか、余裕で時速300キロで走れるスーパーカーをローギアでトロトロ走らせるようなほかの物語の主人公に辟易していたので、三輪車、自転車から始めるようなこのお話は楽しめそうだ。
素人投稿サイトからの書籍化だけど、文章的に不自然なところはまったくなく、非常に読みやすい。
最近読んだ「八男って、それはないでしょう!」とか「武に身を捧げて百と余年。エルフでやり直す武者修行」あたりと比べると、文章が安定していてはるかに読みやすいと思う。
内容的にも嫌味がなく、気楽に読める異世界ハーレムファンタジーとして楽しめそう。
コレは当たりだ。
続きを読むのが非常に楽しみだが、完結していないのはちょっと残念。
無職転生とか転生スライムなんかは完結してから読み始めたので一気に読めて幸せだった。
いやまあ、それはまた別の話か。 -
ニートな山野マサルが異世界に連れていかれ、ちょっとしたチートで生きていく話。
サクサク読めてあっという間に終わってしまった。読みやすい一冊。