- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040661032
作品紹介・あらすじ
シンデレラの舞踏会みたいに、理想の恋も人生の喜びも、すべてが揃った舞台の名前は"会社"-!?ワーカホリックに陥り、体調を崩してしまった生真面目編集者・直が転職したのは、エンタメ系の出版社。転職早々社内イベントの運営委員長に選ばれて、破天荒なプロモーション担当者・渡会や、ノリのいい同僚たちに巻き込まれるように、仕事に、イベント準備に、はたまた恋に、走る・悩む・踊る!
感想・レビュー・書評
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敏腕プロデューサー×生真面目な編集者(中途採用新人)の出版業界お仕事もの。タイトルと表紙の雰囲気が気に入って購入しました。
■面白かった点:仕事描写のディティールが細かいので、「あぁ〜お仕事しとるんじゃあ〜」という気分になりました。加えて本作はミュージカルや社交ダンスが重要なポイントを占めていたりして、それらの要素が心情の動きの説明に多用されてるのは新鮮味がありました。あとこれは個人的な嗜好ですが、物語上のキャラクターが好きな映画や俳優の話を固有名詞出しまくって話すさまが好きなので、本作の冒頭のシーンは格別好きです。
■つまらなかった点:これ恋愛おまけじゃないかい?というほど恋愛要素は薄い感じです。いや、やることはやってるんですが、主役二人が仕事人間なためか、どうしても仕事のサクセスストーリーが主軸となり、恋愛関係の構築は二の次になった結果、テンプレBL恋愛になってるなあというのが正直な感想です。ゆえにあまり迸るほどの萌えは得られませんでした。 -
映画と絡めてミュージカルのようなお話です。こんな会社面白そう。
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★3・4
お仕事BLでした。仕事を通して出会って惹かれてっていうのがうまいこと描かれている!何より、この会社すごく楽しそうって思った。最後にある渡会さん視点のお話で、どんだけ直にメロメロなのかがわかってニヤニヤw社交ダンスうまく踊れたのか気になるところ -
攻め:渡会創介
受け:利光直
以前の大学出版社からエンタメ系出版社に転職した直は、新しい会社のノリノリな社風に戸惑っている。そんな中、社内での独自の文化祭みたいな『虎脳祭』委員長に決まってしまい…。
少しお堅い感じのイメージが自他共にある直が渡会と知り合って、自分でも知らなかった自分を改めて見つめ直すことが出来て、渡会に惹かれていく。その過程が良かったです。そして相手が男だからこそ、負けたくない、自分の力でやりたい、相手に認められたいという気持ちから悩んだり考えたりするのが、BLならでは!という感じで良かったです。
書き下ろしは渡会視点での本編で行う男同士の社交ダンスを練習することになった様子。エチ場面が無かったのが残念。書き下ろしは甘々描写、いちゃいちゃが読みたいですw
ムクさんの絵も良かったけど、フルールさんは口絵はないらしく、残念。 -
ムクさんの挿絵とあらすじに惹かれて購入しましたが、面白かったわ! あらすじですごく気になっていて購入しようか迷ってたんですけれど、私の好みのお仕事系のお話でした。 バリバリ出来る!っていう訳ではないけれど一生懸命で良かったです。 攻めの完璧ぶりにもうちょっと受けが振り回して欲しかったな~っていうのはありますね。 恋愛面はちょっとあっさりテイストかな?
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少し変わった会社に転職した主人公と、上司。仕事を通じて理解を深める…ところまでは良かったのですが、少しエピソードが散漫な印象。キャラクター(特に攻め)がパーフェクトすぎて隙がないのも現実味に欠けました。 お仕事ものというより、ファンタジーと割りきって読んだ方がいいかもしれません。