校閲ガール

著者 : 宮木あや子

• KADOKAWA/メディアファクトリー (2014年3月14日発売)

感想・レビュー・書評

[ぴょんさんの感想 · 2015年8月30日]

ファッション誌が好きで出版社に入社。
でも、入社してみたら校閲担当だった。
なかなか思い通りの部署に配属されるということにはならないよね〜。
それにしても、好きなものに対する恐ろしいほどの記憶力。掲載された号や表紙まで覚えているなんて、それは凄いことだと思う。
校閲という仕事もおもしろそうに思う。
誤字・脱字だけでなく、内容の正確さなども細かくチェックされているのね。ふーむ。

[朔美さんの感想 · 2015年7月1日]

タイトルと表紙で借りるのを決定。
この作家さんは初めて。

サクサクっと読めた。
あんまり難しい物語じゃないしね。
登場人物も多すぎず、少なすぎず。
主人公も魅力的だし。
ただ、終わり方がなぁ。
続きが気になります。

[ラクアさんの感想 · 2015年6月21日]

ダヴィンチでおすすめ本として紹介されてたから図書館で借りました。うーん、ランチのアッコちゃんと似た印象。最近こういう女性像好きだよね。口は悪かったりでもスパッと物事を切る、仕事は一生懸命で恋愛も頑張ってるというかときめこうとしてるというか。
おすすめランチ頼んで和食定食だと思ってたらキッシュのランチだったそんな感じ。オシャレで読みやすいし面白い。でも和食定食を期待してた。

[emsorangeさんの感想 · 2014年12月29日]

ファッション誌の編集者になる!
という夢を抱えて出版社に就職した河野悦子が配属されたのは校閲部だった!
担当する原稿や周囲ではたびたび、ちょっとした事件が巻き起こり……! ?
読んでスッキリ、元気になる! 最強のワーキングガールズエンタメ☆

[KOROPPYさんの感想 · 2014年8月16日]

面白かった。
テンポの良いストーリー。
ぶっ飛んだキャラクターたちの、歯に衣着せぬやり取りが、楽しい。
主人公の校閲するゲラから、実際に誤りを見つけることの、なんと難しいことか。
自分には出来ない。
ユーモアがちりばめられていて、時々くすりと笑ってしまった。

[274641さんの感想 · 2014年7月3日]

仕事がんばろ、って思った

[mayさんの感想 · 2014年7月1日]

面白かったー！

校閲部の河野悦子と女子っぽい人米岡。
アフロくん。
編集の森尾と藤岩、受付の今井。

自分も学生の頃から雑誌が大好きで、更に学生の頃は自分の年よりも年上ターゲットの雑誌を読むのが好きで、めちゃめちゃ懐かしい気持ちに。

勢いと突き抜け感が好き。
上司にタメ口って、あたしにゃありえんが、表紙の絵のお陰でアニメちっくな風に救われて。

本郷先生が実在の作家さんに似すぎで少しニヤリ。

[shifu0523さんの感想 · 2014年5月9日]

【収録作品】校閲ガール!?／校閲ガールと編集ウーマン／校閲ガールとファッショニスタとアフロ／校閲ガールとワイシャツとうなぎめ／校閲ガール～ロシアと湯葉とその他のうなぎ／愛して校閲ガール

[monikaさんの感想 · 2014年5月7日]

宮木さんのお仕事ガール小説はパワフルで、でもちゃんと仕事していて（普通ではないこともしているけれど、いつ仕事してるの？という感じではなくその前にやるべき仕事はやっていることが伝わってくるのがいい）、読んでいて元気が出ます。
自分を卑下せずに、素直に下の位置に置いて考えられる主人公がいい。

[まんまるいさんの感想 · 2014年4月21日]

職業小説としての面白さ満載。しかし校閲って大変だわ…。
途中主人公の若さゆえの傲慢さみたいな部分が鼻についたあたり、私も年を取ったなと思うけど(･_･;ファッションへの情熱はすごかった。脱帽。あと見た目が大事！ってことが何を意味するか…みたいなとこにはなるほどと思わされた。

著者プロフィール

1976年神奈川県生まれ。2006年『花宵道中』で女による女のためのR-18文学賞の大賞と読者賞をW受賞しデビュー。『白蝶花』『雨の塔』『セレモニー黒真珠』『野良女』『校閲ガール』シリーズ等著書多数。

「2023年 『百合小説コレクション　ｗｉｚ』 で使われていた紹介文から引用しています。」