- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040669090
作品紹介・あらすじ
壁に囲まれた街に、怪鳥が襲来しはじめた。滅亡の危機にさらされた人々は、壁の外へ勇者を派遣することにする。たくましい長兄、賢い次兄が行方不明になり、三男のライは、ついに冒険の旅に出ることを決める!
感想・レビュー・書評
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エミリー・ロッダのデルトラクエストが好きなので同じ作者のこの本も読んでみた。相変わらずワクワクさせるのが上手い展開で楽しい、次巻以降も早く読みたいものだ。デルトラに出てきたポリパンなどの動物や、影の大王やデル、他の作品に出てきた様々な事物への言及もあり読者としてはニヤッとしてしまう。まるであるゲームシリーズの最新作を遊んで過去作の要素を拾い上げた古参プレイヤーの気分だった。
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2021年 4冊目
息子が学校から借りてきた三部作の一冊目。
残りの二冊も図書館で借りて欲しいというので、面白いのかと思い私も読んで見る事にしました。
題名表紙のイメージ通りのファンタジー冒険物です。
ボリュームがあるものの、小学二年生が読む本だしと思っていたら、結構本格的なファンタジーで面白い。ロード・オブ・ザ・リングを思い出しました。
またしても息子もいつの間にかこんな本を読める様になってたんだなぁ。と感慨深い。
引き続き三部作読んで行きます。 -
シリーズ1。
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三人兄弟の末っ子・ライ。高い街壁に囲まれたウェルドの街。動物や人をおそう怪鳥スキマーの襲来が年々はげしさを増している。何者かがスキマーを飼育し、ウェルドの街に送りこんでいるようだ。その敵を倒し、ウェルドの民を救う有志が募集される。18歳以上の男子であることが条件。最初に長兄ダークが、そして18歳になった2番目の兄ショルトも志願。
スキマーに家の裏庭を荒らされ暮らしが立ち行かなくなった母とライは総督塔に向かう。ライは、母に何も言わぬまま、年齢を偽り有志に志願する。街壁の外に出るには、金・銀・木、3つの扉から1つを選ばなければならない。 -
剣を打ち合わせるような戦いは起こらない。
なぜなら敵の武器はレーザービームだから。
普通に戦っては勝ち目がない、だからこそ知恵が必要になる。
自分の持っているものを最大限に生かして。
知恵と勇気の冒険物語。 -
高い壁に囲まれた街では、夏になると怪鳥スキマーが人々を襲いにやって来る。スキマーがやってくる訳を探るため、壁の向こうに勇者が送り込まれたが、誰1人もどってこない。少年ライは、帰らぬ兄を探すため、壁の向こうに行くことを決意。外へ出るための扉を選ぶが、その扉の先にあったものは…。ダイナミックな冒険ファンタジー。
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★★★★☆
壁に囲まれた町を日々襲う巨大な怪鳥。
壁の向こうには何があるのか?
←デジャヴな設定。
謎に満ちた言葉、不思議なアイテム、正統派ファンタジー。次巻が楽しみです。
立場の違う登場人物たちがそれぞれに頑張っているのもよかった。
(まっきー) -
三兄弟ィ!
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デルトラクエストや、フェアリーレルムなどのシリーズで人気のエミリーロッダさんの最新作です。
3つの扉と題名にあるように、3部作のようです。
伝説の魔術師「ダン」により作られた街「ウェルド」に夏になると群れをなしておそいかかる怪鳥スキマー。
街を救うために勇者たちが3つの扉を超えて壁の外へ派遣される。
主人公のライは、3兄弟の末っ子。
勇者として旅立った、2人の兄を救い出すべく旅立ちます。
そして、冒険の旅、真実の発見・・・・。
おもしろいです。