世界の終わりの世界録<アンコール>1 再来の騎士 (MF文庫J)

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  • KADOKAWA/メディアファクトリー
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  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040669229

作品紹介・あらすじ

伝説の英勇エルラインが遺した、世界の終焉と再来とを記した至宝「世界録」。その在り処を世界中の国や旅団が探し求める世界録大争奪時代-騎士志望の少年レンは、彼の英勇生き写しの容姿ながら剣才に恵まれず「偽英勇」とバカにされる日々を送っていた。そんな彼の前に現れた、封印より目覚めし伝説の竜姫キリシェ。レンをエルライン本人と勘違いし、外見だけだと失望したキリシェだったが、一方でレンの中に秘めた可能性を見出すことに。そして、かつて英勇と共に世界を救った大天使フィアや先代魔王エリーゼとの世界録をめぐる旅へと少年を誘う。「わたしと、行くか?」-これは、英雄たちが奏でる狂騒への序曲。今、偽英勇の少年と伝説が邂逅する!

感想・レビュー・書評

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  • 勇気
    明らかに
    自分よりも強いことがわかる相手に
    どうやって勝つのか
    守りたい相手をどう守るのか。
    勇気を持って戦う
    自分のスキルが結果的には世界に数人しかいない
    希少なスキルだった様だけど
    結果にしかすぎない
    この人ならばスキルがなくても挑んでいたのだろう
    最初のワイバーンとの戦いの時から
    それが感じられたから
    ラストの戦いに惹き寄せられる。
    スキルがあったから生き残れたし
    相手に負けを認めさせられたけど、
    もし別のスキルだったとしても
    今あるもので勇気をみせたのだろうな
    この先
    どうなっていくのか
    挿話でいくつかの場面が描かれたから
    気になる場面です。

  • 偽英雄が元英雄のパーティーと組む話。
    割とようまとまってたな。
    竜が可愛い感じや。

  • ドラゴンガーディアンのニューアルバムの予習として。
    しかし描かれる物語は、いつものドラガのアルバムみたいな感じだったんで、本当良いコラボだったんだなぁ。

    物語の半分くらいが修行と旅(キャンプ)で、地味な所もあるのですが、そこらへんが上手いこと伏線となってラストの展開になるあたりは非常に面白かった。良作。

  • やだ…面白い…。

    分かった。
    ラノベみたいな小説はあまり面白くない。ラノベは面白い。

    読まず嫌い、ダメ、ゼッタイ。

  • この人の作品はなんというか、波長が合わないとさっぱりだけれど、たまに波長が合うとものすごく琴線を揺さぶられる小説だと思う。この本は自分の中では「黄昏色の詠使い」以来の大ヒット。
    1巻なので半分は設定のお披露目のような内容だが、その設定がまず良い。ご先祖の英雄そっくりの容姿を持つために、比較され揶揄されてきた少年が、先祖と共に戦った3人の姫とともに英雄が遺した書を求め旅に出る……。というストーリーは、ライトノベルにありがちな出来すぎなものにも思えるが、それでも嫌味にならないのは主人公のひたむきさ故だろう。報われなかったものが報われる物語が、自分の嗜好にあっているのかもしれない。

  • まだ序章っぽいけど面白かった。

  • 伝説の勇者にそっくりな普通?の少年が
    美少女三人に引き連れられて
    英雄の遺産を探しに行く話.

    今回は旅立ち編.
    今後どんな強敵が現れたりいちゃラブしたりするんだろうか.
    楽しみである.

  • 300年前世界を救った英勇と外見ソックリの主人公。
    学園での成績では筆記3位実技8位で決して落ちこぼれではなく成績は良い。
    が、なまじ似ているだけに周囲からは英勇といつも比較され不当な評価を受けていた。
    そんな折、300年前英勇と一緒に旅をしていた竜姫が封印から蘇り、世界の終わりと再来を告げるといわれる世界録を一緒に探しに行くことになる。

    主人公と一緒に旅するのは300年前に英勇と一緒に旅をした本人た3人のヒロインズ。
    落ちこぼれ主人公のハーレムものかなーと思ってたけどちょっと違う。
    なんせ、主人公普通にスペック高めなんです。
    周りからは英勇と一緒なのは外見だけだな、ハッ
    とか馬鹿にされるけど成績は良いほうだし、ヒロインに稽古つけてもらっても即効モノにしちゃうし。
    あと、ちゃんと努力もしてるシーンをはさむことによって、
    血筋じゃないよ努力の人だよアピールしてるのが見え見えです。

    何がいいたいかっていうとカタルシス得る場所が分からない。
    落ちこぼれだったら成長していく過程とかあると思うけど、
    周りが雑魚雑魚言うだけで、この主人公基本スペック高いし。
    かといって俺最強ってわけでもなく、最強は周りのヒロインズの方。
    でも300年前の傷で全盛期の半分以下の力しか出ない。
    そのおかげで主人公が輝ける。
    主人公含めて300年前の全盛期の力を取り戻していく過程を楽しむものなんでしょう。
    俺TUEEEEE、ハーレム好きな人はいいかもですね。
    ★★つけたけど、2巻買っちゃうと思います。
    俺TUEEEスキだからね!

  • 作者買い。面白いファンタジーでした。やっぱり王道っていいね。直前にSIREN読んでたから天使フィアに繋がりあるんかと勘ぐってしまったり(笑)こっちのフィアはエロめなおねーさんですが。他にもファンタジアの同著者作品で目にした単語もチラホラあったけどたまたまかな?1巻らしくいろいろと伏線張ってたみたいなので、どう展開させていくか楽しみにしつつ次を待ちます。

  • 努力の人でさらにものすごい能力もある主人公と、諸事情により力が弱まっているだけのチートなヒロインsの冒険譚。地道に努力していればいつかは報われるというのは、読んでて気持ちいいけど、起こるイベントちょっと都合良すぎではないかと。絵はキレイでよかった。

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著者プロフィール

『黄昏色の詠使い』にて第18回ファンタジア長編小説大賞佳作を受賞。『氷結鏡界のエデン』『不完全神性機関イリス』をファンタジア文庫にて刊行。

「2023年 『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦15』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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