日本人の知らない日本語 なるほど~×爆笑!の日本語“再発見”コミックエッセイ (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
- KADOKAWA (2009年2月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040670188
作品紹介・あらすじ
日本語学校の先生と外国人学生がくりひろげる笑える日本語バトル。
感想・レビュー・書評
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日本語学校で教師をしている海野凪子さんが遭遇し蛇蔵が描く抱腹絶倒爆笑のコミックエッセイ。
最初に出てくるフランス人のマダムが最高!任侠映画マニアで、自己紹介で「おひかえなすって!!私マリーと申します」だし、凪子さんに「先生、私のことは姐さんと呼んで下さい」「呼べませんっ」「水臭いことお言いでないよ。ふっ」
とまあいきなりの爆笑。
外国人の勘違いが満載で愉快だが、それぞれの国の文化の違いや改めて日本語の特徴について考えさせられたりもする。ちょっと前の本なので、日本の事情が古いといううらみはある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
笑えて日本語の再学習にもなる家族で読みたい一冊!
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KindleUnlimitedで再読。中学生くらいのときに一度読んだ。
やっぱり面白かった。言葉の成り立ちなどは(正しいかどうかは置いておいて)雑学として話の種になりそうなものが多い。
生徒たちのキャラクターもそれぞれ特徴的で、しかし国の特徴(と言われているもの)に依存しすぎておらずよかった。 -
言語に興味を持つのにうってつけだし、何しろ面白い。
「お」と「を」の使い分けの理由は知らなかった。今現在正式だと言われている文法だって、長い歴史やこれからの将来を考えれば、一時的なものでしかないということ。
さらに、時を経て変化してきた日本語は、かなりシステマティックでなくなってしまったのだなと感じた。場面に応じた用法に慣れていかなければならないので、学習者は大変そう。 -
敬語が正しく使えているかどきりとした。
なんとなく使っているけど、よく考えてみると変な敬語がたくさんある。
日本語を学ぶ人たちの方がきちんと覚えて使っているのが少し悲しい。 -
何度も読み直しているエッセイ本。
日本人でも初めて知ることが多くて、とてもわかりやすく、面白く書かれています! -
軽いコミックエッセイ。日本で外国人に日本語を教える著者が、日頃困った質問や、日本語を通して学んだことを面白おかしく描いている。
結構笑えた。意識して使っていない言葉も、起源を知ることで新たな発見がある。各章に日本語検定試験の問題サンプルがあるが、難しいものもある。日本語の意味を問う問題はできるが、漢字の読み方はトリッキーだ。各国から来る外国人を相手に教えるのは大変そうだ。 -
いつの間にか読み終わってたらしい!?
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自分が使っている日本語が正しいのかどうか不安になりました。読了後、早速、「新しい国語表記ハンドブック」と「新しい日本語学入門」を注文してしまいました。
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日本語講師の方のお話。
ドラマ化されてますが、あちらはストーリーがオリジナルですね。エッセンスが入っているといった感じです。
日本人って自国の言葉も歴史もちゃんと勉強してないってことを反省させられました。