北欧女子オーサが見つけた日本の不思議 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)

  • KADOKAWA/メディアファクトリー
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040674230

感想・レビュー・書評

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  • 最近、「YOUは何しに日本へ?」の後追い的な、日本すげー!めしうめー!的な番組がばかりで食傷気味な方も多いのは重々承知の上でおススメさせていただきます。北欧スウェーデンからやってきたバリアニオタ、オーサさんの日本での生活と、北欧との文化の違いなどを綴ったエッセイコミック。オーサさんは日本の漫画の専門学校に通っていたという経歴の持ち主。絵だけ見ると、キャラクターのかわいさ、擬音語、デフォルメ表情など、日本人が描いたとしか思えないほど。この作品を通してセーラームーンの偉大なる功績を知る事ができます。あと日本語を学ぶ外国人が苦手なのが「~だ」の使い方らしく、(「気持いいだ」とか)それに関するエピソードが面白かったです。ブログでも四コマ作品が読めるので是非チェックしてみてください。(ふじた)

  • 想像以上に日本の漫画って海外で受け入れられてたことに驚き。
    日本の漫画って結構際どい描写のものもあるけど、スウェーデンでは大丈夫なのかな?

    興味深かったのはスウェーデンのチョコは日本人には甘すぎる問題。
    向こうの人からしたら日本には甘いものがたくさんあってパンまで甘いのに、どうして海外のチョコはあんなに甘がるのかわからないようだ。
    チョコはこういうもの、パンはこんな感じというイメージが国によってかなり違うんだろうなぁ。
    スウェーデンのお土産でチョコを貰ったことはないけど、ハワイのチョコはめちゃくちゃ甘いから、日本以外のものは大体甘く感じるのかも。

  • 東京都在住のスウェーデン出身女性によるエッセイ漫画。
    スウェーデンについても書かれており、スウェーデンは消費税が高くて寒いイメージしかなかったので面白かった。
    白夜とか、本当日本に住んでいるとイメージがわかない。冬は極夜らしいし、それだけで心身ともにおかしくなりそう。
    この本にも書かれていたけど、日本人は本当、ジャンケンの文化らしいというのは聞く。うちの会社にいるベトナム人も忘年会のジャンケンでうまくできていなかった(多分、理解はしているけど、慣れてない感じ)。
    箸のマナーは外国人には分からないかもね。自分も幼い時に、箸から箸で受け取ろうとして怒られたことがある。
    なお、スウェーデン人にはベジタリアンが多いらしく、食べ物にもうるさいらしい。クジラを食べるなんてもってのほかという認識らしい。日本の捕鯨文化はひどい印象なんだろうな(自分も日本人だけど、なんでそんな鯨を捕獲したがるのか分からないのだけど)。
    それと、食肉は地球温暖化を悪化させると書いてあったのだけど、そうなの? なぜ、食肉が地球温暖化の原因になる理由がわからないのだけど。調べてみると、確かにそういうことを書いてあるサイトがいくつか見つかった。知らなかった。

  •  表紙を見た時の印象は「ダーリンは外国人」と同じ系統のやつだな、という程度だった。
    絵柄は可愛いし外国人の体験が元になっているようだけど、どーせ日本人の漫画家が描いてるんでしょ?

     そんな私の予想はいい方に裏切られた。
    なんと実際にこのような体験をした北欧の女性オーサ本人が描いていたのだ。
    しかも彼女は日本のアニメ・マンガが大好きで日本も好き過ぎて来日したオタク女子だという。
    そうなると話は別で、内容は特に吟味せず即買った。

     以後好評で巻を重ねているのだが、何より外国人特有の着眼点が面白い。
    マンガのしきたりやルールにしても気付かされる事が多々ある。
    そして何より著者のオーサ自身が日本を深く愛してくれているのが嬉しい。
    私達日本人も日本という国を再発見することになり、改めて日本が好きになる…そんな一冊。

  • 著者であるオーサ・イェークストロムさんが出演してる番組をテレビで偶然で見かけ興味を持ち、ネットで検索してこの本を知りました。

    アメブロにある彼女のブログに載せられている4コマ漫画を本にした作品です。

    スェーデン人の視点で見た日本、とても面白かった

    日本の良いとこ悪いとこ改めて気づかさたような気がしました。。

    それに内容が4コマ漫画なのでとても読みやすく、また絵がとてもかわいです。

    わたしはすっかりこの人の4コマ漫画のファンになり、ブログの読者登録もさせてもらいました。

    第二弾をという話もあるようなので、もしそうなったらまた是非手に入れて読みたいと思います。

  • 4コマで読みやすく、文化の違いがわかりやすい。日本人でも知らないことばかりで面白い

  • 4コマ漫画で読みやすい。
    日本に住んでいると当たり前のことが、スウェーデン人から見るとびっくりすることも多いという。

    印象に残ったのは
    ・日本人は何でもじゃんけんで決めようとすること
    ・物を置きっぱなしでも盗まれないから安全
    ・コンビニおにぎりの開け方は便利
    ・マスクをする文化は異様
    ・血液型性格診断はなぜある?
    ・女性は何でも「可愛い」と言う
    ・和式トイレはどう座って使うかが分からない
    ・ウォッシュレットの使い方が分からない
    ・箸の使い方が分からない
    ・「大丈夫」のイエスとノーの場合での使い分け
    ・「行けたら行く」はつまり行けるのか行けないのかはっきり分からない
    ・ゴミの分別、割り込みのない行列、プリクラ、100均はすごい

    スウェーデンについても描かれていたので、逆に印象に残ったこと
    ・日焼けは元気できれいという考え方
    ・夏はみんな半裸に近い
    ・サービスをする側から怒られる場合もある
    ・日本のマンガやアニメはすごく人気
    ・健康に厳しく食べ物にうるさい
    ・地震が何なのか知らない人もいる
    ・甘草というお菓子
    ・消費税25%

  • 外国人から感じた住んでみた日本!って感じw凄く可愛いし、四コマ漫画だから読みやすいと思う。1巻読む前に2巻と3巻を読んでしまうとう痛恨のミス。それでも分かりやすいと思います。日本語の難しさや生活での違い等々、色々と書いてあって目からウロコでした。読んでみて、面白かったです!

  • 好きを極めるってよいなぁと思わせてくれる漫画。もちろん日本語教師的視点で見ても面白いんだけど、それより何よりこういう思いで日本に来てくれてる外国人がいることが嬉しい。

  • ゆるふわ系の4コママンガだと思って気楽に手に取ったら、100ページ近い大作だった。日本に住む外国人あるあるが凝縮されていて面白い。書き込みも可愛いし、読み応えがあった。

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著者プロフィール

1983年生まれ、スウェーデン出身。幼い頃にアニメ『セーラームーン』と漫画『犬夜叉』を知って漫画家になることを決意、2011年に東京へ移り住む。 一番好きなアニメは『少女革命ウテナ』、一番好きな漫画は『NANA-ナナ-』。一番好きな日本食はラーメン。著書に累計27万部の『北欧女子オーサが見つけた日本の不思議』1~5巻、『北欧女子オーサのニッポン再発見ローカル旅』『北欧女子オーサ日本を学ぶ』(いずれもKADOKAWA)、『さよならセプテンバー』1~3巻(クリーク・アンド・リバー)がある。

「2023年 『北欧女子オーサ、日本で恋をする。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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