八男って、それはないでしょう! (7) (MFブックス)
- KADOKAWA/メディアファクトリー (2015年12月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040680200
作品紹介・あらすじ
『暴風』カタリーナ、『謀臣』クラウスの件が片付いた矢先、ブライヒレーダー辺境伯家とブロワ辺境伯家との間で紛争が勃発した。
それは南部と東部の百を超える貴族家を巻き込む大変な事態となるが、ヴェンデリンは領地の開発を優先するためにこれを静観。
そんな中、病床のブロワ辺境伯が、娘カルラを非公式にバウマイスター伯爵領に送り込んできた。怪しみながらもカルラとの交流が始まるが……なんと、エルがカルラにどんどん惹かれていってしまう!
そして紛争は予想以上に長引き、バウマイスター伯爵領への人と物の交通網に多大なダメージを与える。領地開発に遅れが生じ、やがてヴェルも激怒に至るのだが……。
いや、そんなことよりもエルだ! エルの恋路に目が当て……目が離せない、第七幕の登場!
感想・レビュー・書評
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ブロワ辺境伯との戦争、ヘルタニア渓谷解放。
そしてエルの恋愛。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
エルの恋はこれからだ!
といきなり帯で不穏なフラグ.
誰も死なない予定調和な紛争(笑)だった筈が
暴走した馬鹿が死者の出る戦争にしちゃった.
しかし画期的ですね.
膠着状態な場所で出す敵味方関係なしの求人広告とか.
人材発掘しつつ相手の数も減らせるという名案ですよ.
あとは賠償金を値下げする代わりに貰った
魔物が湧く鉱山の開発で大儲けとか.
どんどんヴェルの元に金も人も集まりますなぁ. -
今回はエルヴィンとブロア辺境伯の娘カルラの恋愛?
プライヒレーター辺境伯とブロア辺境伯の小競り合いに参入。分捕ったヘルタニア渓谷の解放。ブロア辺境伯の後継者問題に口出しと色々活躍。相変わらず面白かったです。