神さまのいる書店 冬を越えて咲く花

著者 :
  • KADOKAWA/メディアファクトリー
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本棚登録 : 222
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040682006

作品紹介・あらすじ

第2回ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞〈大賞〉受賞。感動の書店ファンタジー、待望の続刊!
魂の宿る「まほろ本」を扱う、まほろば屋書店にやってきた新しい仲間。それは、“自傷”する本だった――。
まほろば屋書店でのアルバイトに夢中のヨミに、姉・エイコは「受験勉強、ちゃんとしてるんでしょうね?」と釘を刺す。そんなエイコに、ひょんなことから「まほろ本」の存在がバレてしまい――?

感想・レビュー・書評

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  • エイコがずっと探していたまほろ本のおばあちゃんに再会出来たし約束も果たせたので良かったなと思いました
    メイが前向きになってくれて良かったなと思いました
    このお話を読んで本との出会いを大切にしたいと思いました

  • 21.03.31読了
    読み終えた後に表紙を見ると、表紙の意味?に気づく。いい表紙だなーと思う。
    もともとハードのカバーの本で作られたのも、読書対象の小中学生に読んでもらいたかったからなのかなーと思う場面も。
    本を大事にしてね。
    本の出会いで、変わることもあるよ。
    みたいな希望や願いがあるような。
    読んで、ホッコリしました。
    前作よりも満足です。
    今後もこの作家さん、読んでみよーかなーと思う作品でした。

  • 前作に引き続きですがただヨミとサクヤの関係にとどまらず、まほろば本に関してめぐる個人的にものすごく感動的なお話でした。ヨミも成長していって、まほろば屋書店が与えるみんなへの影響はとても大きくみんな変わっていく。とってもいい物語でした。

  • シリーズ2作目。前作以上に良かった。涙なみだでした。
    お姉ちゃんの話もメイの話も心に沁み渡った。本の取り扱いに気をつけようと、大事にしようと改めて思った。
    ヨミの成長も感じられ、続編にますます期待です。

  • 自傷するまほろ本のメイ。彼女を救おうと頑張るヨミ。家族やサクヤとの関係に悩み成長していく。ヨミの姉も子供の頃まほろ本に出会ってた。優しい人達の物語。

  • 自分の言動が相手にどう受け取られるかなんてわからない。人でも物でも同じ。

    現実では絶対に起こらない本が話す、動く……!
    こんな書店があったらいいのに。

  • 終わり方が暖かい感じで良かった。最後まで読んでカバー掛けたから表紙の服が黒じゃなくて黄色っぽいのかと謎が解けてスッキリした。相変わらず豆太が可愛い。

  • 自傷癖が酷い理由。
    出会いがあれば別れもあるが、その別れが自分にとっていいものとは限らないもんな…。
    別れの際に傷つけたと相手が思っていなかったら、特に傷つけられた当人は一生忘れることの出来ない傷が心に残るんだろうな。

  • もし本に魂があったら…

    もっと一冊一冊の本との出会いを大切にしたくなった


    ヨミとサクヤのやり取りに
    キュンとできるのも この本の魅力♡

  • うるっとくるところがありました。本が感情を持ったら、きっとこうなのかなと。本を大切にできる人生がいいと思うし、本に囲まれていたい。この本とともに生きていく、というものに出会えたらいいなと思いました。大好きな本を読み返したくなりました。

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著者プロフィール

1985年宮城県生まれ、東京農業大学卒業。大学図書館司書をしながら執筆活動を行い、2014年「神さまのいる書店 まほろばの夏」で第二回ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞〈大賞〉を受賞しデビュー。
著書は『後宮妖幻想奇譚 鳳凰の巫女は時を舞う』(双葉社)、『リモート授業になったらクラス1の美少女と同居することになった』(SBクリエイティブ)、『食いしんぼう魔女の優しい時間』(光文社)など多数。

「2022年 『陰陽師学園 ~式神と因縁の交錯~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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