くずクマさんとハチミツJK (MF文庫J)

著者 : 烏川さいか

• KADOKAWA (2016年12月23日発売)

作品紹介・あらすじ

阿部久真は、興奮するとクマになる高校生。ある日、ぼっちのクラスメイト・天海桜の“ハチミツの汗をかく”秘密を知った彼は、欲望に負けて桜を押し倒し、しかも美味しくいただいてしまった!?　その極上の味に惚れ込んだ久真は桜に迫るが――「何が何でも（桜のハチミツと）離れたくないんだよ！」「そ、そんな手にはにょり……乗りませんよっ！」。それでも久真は「最高のハチミツライフ」の実現に向け、学校内のクマ（＝自分）出没騒動も、クラス委員長・鈴木（猟銃持ち）率いるクマ討伐隊の襲撃も私欲のために利用。すると、ドタバタのなかで桜からなぜかペットとして気に入られてしまって……!?　私欲まみれのほんわかラブコメ、出没！

感想・レビュー・書評

[gf111さんの感想 · 2018年10月7日]

てっきり舐めまくるんやと思うてたけど、全くなかったな。
MFもずいぶん大人しくなったもんや。

[gaia-kanataさんの感想 · 2017年1月18日]

熊系主人公、ハチミツ系ヒロイン、熊大好きヒロイン、猟銃系ヒロインとキャラクター付けがちゃんと面白いところを押さえています。ただ、その各キャラクターに厚みを全く感じられず読むのに苦労しました。別の言い方をすると、どこかで見たようなキャラクターばかりで登場人物に個性を見いだせず感情移入しづらく感じました。王道ラブコメのなかでも好みが分かれそうです。プロットはちゃんとしているのと就活中の下り坂メンタルに負けることなく書き上げてくださった熱意に星3つです。