- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040693170
作品紹介・あらすじ
バカだバカだと思ってた兄貴が、実は一番ヤバイ奴だった……! 狙うは、テレビに映る2億円。完全犯罪は完遂されるのか。原&英治のチンピラコンビ初お目見えの「別荘」含む7編の連作短編集。
カバーイラストはマンガ家のヨネダコウさん!
感想・レビュー・書評
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漫才、コントのネタを書く人というのは常に人の心を掴み、どうやって笑わせようかということに向き合っている人である。著者ライセンス 藤原は笑わせることだけでなく、ハラハラするスリル、ワクワクする楽しさ、あるあるという共感、そして想定を超える驚きと笑いを同時に読者の心に与えてくれた。短編集だが、最後には繋がるという巧さ、そして、いつのまにか主人公が変わりいろんな視点がたのしめるという遊びも楽しめる。
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物語は一周回ります(笑)
壮大なゲームが繰り広げられている感じですね。ヤクザの別荘で起きた謀反から始まり、ファミレスでの相席、マンションのゴミ集積所の放火、遺産相続の行方、バスハイジャックのヒッチハイク、アンティーク店の詐欺、最後に2億を手にするのは(笑)
全く関連しそうもない点の出来事が実は一つの線になっていて、それを知るのは一人だけ(笑)
世の中、知らない間に当事者になっていることもあるかも・・・ -
続編、でないのかな?藤原さんの本、読みたい。
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カジュアルに読めて
まさに求めていた理想。
伊坂幸太郎のような軽快さと
木下半太のようなエンターテイメント性が
あり、あっという間に読んでしまった。
映像でも観たい。
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ヨネダコウさんの華麗な表紙に一目惚れ。著者はライセンスのボケ担当藤原氏。もともとネタだったものを物語に仕上げたりしているようで、抜群のテンポと読み手の惹きつけ方を感じます。コントなら良くても物語としては少しえげつないかなと思うものもありましたが、それも味なのかもしれません。7つある短編が一つ一つすごく綺麗におちていてさすがネタを書く芸人さんは違うものだと感動しました。更にただの7つの台本の寄せ集めではなく、連作短編のひとつの物語として綺麗に成り立っているのがとても良かったです。読みやすくて楽しみました。
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短編があって最後繋がる面白かったです
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ちょっと薄味な気がしたけどとりあえず他の本も読んでみたいと思った。
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面白かった!
同じ芸人の又吉よりも読みやすくて私は好き。
小説のジャンルが違うんだろうけど。
良くできてた。