無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 15 (MFブックス)

  • KADOKAWA
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本棚登録 : 219
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040693552

作品紹介・あらすじ

未来からタイムスリップしてきたという年老いた自分に遭遇したルーデウス。彼は未来の自分が歩んだ、大切な人をすべて失ってしまうルートを回避するため、ヒトガミの提案で龍神オルステッドを倒すことに。
そんな中、老人が残した助言を信じ五年前に別れたエリスに手紙を送ることにしたルーデウスは、彼女にとある案を投げかける。
『もし、生きて帰ってこれたら、話の続きをしましょう』
物語が大きく動き出す中、ルーデウスとエリスは赤い糸に導かれ再び交差し始めるのか!?
人生やり直し型転生ファンタジー第十五弾ここに開幕!

感想・レビュー・書評

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  • 登場の仕方がカッコ良いよ
    今までずっと要所要所で
    剣の里での物語を描いてくれていたけど
    ここに来て
    二つの視点が一緒になる
    その交わる場面が
    カッコ良い
    主人公だよね
    カラーイラストで見られることが良いよ
    そこに至る流れ
    追伸を読んでからの流れ
    あの追伸が
    あの場面で追加された一枚なんだよね

    人質を取られた時に
    人はどんな行動できる
    何ができる
    守るために
    戦う
    戦うために
    守る

    今まで登場した
    ヒロイン達が集まる巻です

  • 【読書メモ】
    今回は、未来の日記~龍神戦、そしてエリスとの結婚

    人神との関係に変化が生じつつも家族の安全のため龍神を倒すことを決意するルーデウス
    周囲の協力もあり準備万端であったものの、龍神オルステッドが強すぎて、ルーデウスは魔力切れ、エリスが参戦も……強すぎました
    結局、ルーデウスは人神から家族を守るため龍神の軍門に下るのだった

    エリスとのビミョーな空気もシルフィ、ロキシーの助言などもあり無事解消
    3人目の奥さんとして結婚することになりましたとさ(笑)
    エリスの体力がすさまじいのはよーくわかった(笑)

    【以下再読のための備忘】
    ・「えー、そんなー、あたしだけなんてノルン姉に悪いよぉ・・・・・・でも、こないだ可愛い髪留め見つけたんだよねー、ちらちら」ちらちらって口で言うなよ。誰の真似だ。多分、俺だろうけど。
    ・「それから、胸の小さい娘が好きだって」ニナはそう言うと、エリスを見た。エリスもまた、己を見下ろした。そこには、剣士にあるまじき豊満な胸があった。
    ・また、エリスが話している時の、彼女のルーデウスへの好意の大きさや尊敬の度合いは、苦笑するほど気分がいいものであった。

  • 7月4日読了。図書館。

  • は? なんかオルステッドさん可愛いのだが?? 新ヒロインですか???
    さて、本を開いた直後に章タイトル「人神編」で心が折れかけましたが、いやー、絶望、恐怖、大迫力の戦闘、そして再会と、密度が高くて大満足でした。

    ◆日記
    内容がしんどすぎた……。
    えぇ、漫画版だとこれ絵ありで見ることになるのかな。
    色々しんどいけど、個人的にはシルフィの末路が特にきつかった。
    あと、ザノバとクリフの好感度が上がった、絶望度も上がった。

    ◆人神の使徒
    人神につくか、龍神につくか、また新しいゲームが始まったなという印象でした。
    家族を人質に取られ、人神の側につくルーデウス。
    人神の初手(ロキシーの魔石病)が怖すぎて、次にどんな角度から陥れようとしてくるか怯えるルーデウスの気持ちは、よくわかります。
    ただ、(結局結果的に良い方へ転びそうですが)本人が自覚している通り「オルステッドを倒す」という決断は視野狭窄的で、全然論理的でないように感じました。
    同時に、家族を得たのだな、父になったのだなというのも強く感じました。
    私に子供はいませんが、特に幼い子供のいる親と話しているときに、この時のルーデウスと似た印象を持ったことを思い出しました。

    ◆戦闘
    バトルシーン、滅茶苦茶面白かったです。
    ルーデウス対オルステッドの大迫力の"動"の戦いも、エリス対オルステッドの一瞬で勝負が決まりそうな"静"の戦いも。
    アニメで見たいなぁ、これ。
    最近はこういうエンタメ的面白さより、文脈や心情に目を向けているつもりだけど、この戦いは、シンプルにかっこよくて、熱くて、面白かったです。

    ◆エリスと
    エリス滅茶苦茶かっこよかった。
    登場の仕方が主人公だった。
    ルーデウスと対等であろうとするエリスの物語が、ついにここまで辿り着いた。
    のですが。
    オルステッド戦直後のエリスに対するルーデウスの描写が、良くなかった。
    何が良くなかったのか一度書き出してみましたが、読んでいて気持ちの良いものではないので、細かいところは割愛します。
    まぁプロットをうまくテキストに落とせなかったのかもですが、端的に言うと、うだうだ悩むルーデウスの描写がくどすぎる。
    今までで一番駄目なエピソードだったという印象です。

    ◆オルステッドとの協力関係
    ナナホシがオルステッドのことを信用できる、と評したことに納得ですね、こう、人柄的に。
    まず、オルステッドが手紙を送ってくるのが、何か妙に可愛くて笑ってしまった。
    金銭感覚も滅茶苦茶だし、「雇、用……条件……?」と戸惑うオルステッドは、英語に戸惑う初音姉様(アトラク=ナクア)を彷彿とさせ、これまた笑ってしまいました。
    また、オルステッドから語られる神話の真相が滅茶苦茶面白くて、色々と納得です。
    現状出ている情報からだと、オルステッドと協力して人神と戦うルーデウスの子孫が、転生したラプラスなのかな?
    事実であれ推測であれ、ルーデウスがこの発想に辿り着いたら、また苦しい展開になりそうですね。

  • (読みどころ)龍神オルステッドvs魔導鎧ルーデウス、龍神オルステッドvs狂剣王エリス。
    老ルーデウスの日記を読むところから始まる。
    地下のネズミから感染した魔石病によりロキシーが死に老ルーデウスが変わり果ててゆく姿を読みショックを受ける。
    魔導鎧を完成させたルーデウスは龍神オルステッドと戦い、ぼろ負けしそうになったときに颯爽と現れた狂剣王エリス。
    エリスの決死の覚悟を見てオルステッドはルーデウスに配下になるよう説得する。
    決戦後数日してからようやくエリスとの結婚を決め、エリスはルーデウス家に馴染もうと努力する。

    (記憶にあるWeb版と書籍版違い...)オルステッド戦後ルーデウスの髪が一時的に真っ白になった。ナナホシの大規模転移に対する考察。ギレーヌがエリスと一緒にシャリーアに来る。ラプラスや400年前の戦争、龍族の説明が詳しくなってる。

  • 未来から来た老人ルーデウスの日記を読み、ヒトガミに従って龍神オルステッドと闘いを決意する。
    大魔力や鎧を使っても力及ばずのルーデウスが噛み付いてでもの足掻きの場面に感動。そしてエリス登場がカッコイイ。
    ヒロイン三人が揃ったが、今後の対ヒトガミがどうなっていくか楽しみです。

    間話『かくして狂剣は鞘に収まる』エリスがグレイラット家にどう落ち着くか。

    日記部分の字が小さく、灰色生地の上なので老眼には非常に読みづらかった。

  • web版の第16章の第百五十五話〜第百六十五話、第17章の第百六十七話までの内容。

    未来からきた老人が持っていた日記を読み、オルステッドと対戦。死にそうなところをエリスの援護でかろうじてつなぎ、オルステッドの軍門に降る。
    エリスとは無事結婚。オルステッドに転生のことを話す。エリスも聞いてるけど、気にしてない。エリスかわいい。

    QRコードのwebアンケート答えると作者のこぼれ話で、無職転生の書籍化の打ち切り関係についての作者の想いについてが今でも読めます。

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著者プロフィール

岐阜県在住。好きなものは格闘ゲームとシュークリーム。「小説家になろう」の掲載作品に感化され、『無職転生~異世界行ったら本気だす~』のWEB連載を開始。またたく間に読者の支持を集め、掲載から1年足らずで、同サイトの総合ランキング1位を獲得して話題となる。

「2023年 『無職転生 ~蛇足編~1』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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