- Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040701158
作品紹介・あらすじ
海外転勤となった両親と離れ、ライトノベル作家になるという夢を抱えたまま、高校入学と同時に一人暮らしをはじめた久坂縁。そんな彼が引っ越し当日に出会った美少女は、辞書と正しい日本語を愛しすぎる変人で!?
感想・レビュー・書評
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登録番号:11595 分類番号:913.6タ(1)
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辞書と正しい日本語が大好きな女子高生が主人公のラノベ。キャラや基本的な物語構成は類型を感じるし校正の甘さもあるが、やはり主題のワンアイデアが効いている。続刊があるなら、地文などそれこそ日本語言い回しがより洗練されると良作になる期待。
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辞書萌え系女子ってやつですね!あるある!
あらすじ的にもっとラブコメラブコメしてるのかと思ったけど、思ってたより地に足ついた清く正しい青春ラノベだった。若干ミステリ要素。うん、なかなか良かった。
主人公がラノベ作家志望、ってのはヒロインの辞書萌え要素と絡ますためなんだろうけど、ちょっと描写が足りない気はした。あとヒロインの辞書萌えっぷりももうちょっとだけ深く掘り下げてほしいところ。 -
ラノベ作家になるという夢をもつ少年と見た目は可憐、中身は辞書という正しい日本語を愛する少女は高校の寮で出会った。
書き上げられた中二ワードの文章を真っ赤に校正され少年のライフが削られていく。
この設定がイマイチ活かされてないんだよなぁ。
イラストもいいし、最後の名前のシーンはスゴクよかったんだけどね。
途中の過去の回想っぽいところも少し長いので何の話?って思ってしまう部分も。
でも、この竹岡姉妹のファンなら楽しめる1冊になってると思います。 -
前作が好きだったので作者買いして読破〜。
やはりこのイラストだと某文学少女を思い出しますね。エピソード的にもそんな感じですし。
ただ葉留の辞書好き、縁のラノベ作家志望という設定を活かしきれてなくてもったいないかなと。まぁその辺はこれから続刊も出るだろうし今後に期待です。 -
想像してたような作風ではなく、あくまでもライトノベルとしての文体を意識しながらも、正しい日本語をネタにしたような感じです。
エピソードとしては悪くないのですが(辞書好きの部分をもっと活かせるといいのですが)、登場人物の関係性が思った以上に今巻だけで完結してしまったのでそこは驚きというか、次巻以降でどうするのかという点で気になっています。
文学をネタにした作品は多けれど、日本語そのものにフォーカスした作品は少ないので期待しています。
…まあ、あとはこういう作品で助詞抜けがあったりすると萎えるので、次はちゃんとしてほしいかなとは思います。 -
この姉妹がタッグ組むの待ってました!
主人公たちが入学する前のお話。青春ラブコメでした。
今は寮のメンバーがメインになってますが、学校生活が始まるとキャラが増えたりするのか気になるところ。 -
色物かなーとも思ってたけど、そんなことなかった。平成クラシック。
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辞書オタの葉留がかわいいし、禁断の愛に踏み込みつつよくできた青春ラブコメだった