グランクレスト・リプレイ ノートリアス 霧覆う魔境の島 (富士見ドラゴンブック)

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著者 : 柳田真坂樹
制作 : い~どぅ~ 
  • KADOKAWA/富士見書房 (2015年3月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040705361

グランクレスト・リプレイ ノートリアス 霧覆う魔境の島 (富士見ドラゴンブック)の感想・レビュー・書評

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  • ◇生き延びるための戦い
    昨年発表された「グランクレストRPG」のリプレイ作品。このゲームの基本的な世界観は剣と魔法のファンタジーだが、プレイヤーは冒険者ではなく一軍の将として配下の兵士を率いて戦う。(もちろん、個人戦のルールもある)戦記ものとしての一面を持つところがこのゲームのユニークなところではあるが、このリプレイでの敵は強大な帝国や恐ろしい騎馬民族ではなく、霧から現れる、意思疎通のできぬ巨人たちである。ただ、人間同士の葛藤がないかというとそんなことはなく、未知の島を開拓する中で現れたモンスターに対して、いかにPCたちが開拓民たちの信望を獲得し、彼らをまとめあげて脅威と戦っていくか、という点に焦点が当てられている。そのPCたちは、王子やその騎士といった、いわゆるテンプレートな英雄ではない。腕が立ちすぎるがために賞金首として指名手配されてしまった傭兵、異世界から投影(本人が召喚されたわけではなく、コピーが呼び出されたような設定)されたエルフ、冴えない研究職の魔法使い、リーダーに至っては戦争犯罪人である。タイトル通りに「悪名高い」彼らは己の信条や大義、ましてや正義のためなどではなく、ただただ生き延びるために戦う。そのタフな設定をGM、プレイヤー共に楽しみながら、カッコ良くロールしていく。(プレイヤー名は非公開だが、きっと経験豊富なベテランなのだろう)いつかこんなセッションをしてみたい、と思わせてくれるリプレイだった。

    ◇「本気のアルケミストは、だんだん【筋力】が伸びていくんですよ」
    個人的にはPC2のアルケミスト、ジノがグッと来るキャラでした。気弱だけど戦闘では頼れる支援役、ダイス目の悪さはご愛嬌。プレイヤーも嫌々な感じのPCとは正反対にノリノリで作戦を立案していてなんとも面白い。ガーネットの叔父というポジションも美味しいところだと思います。ちょっと年齢差がなさすぎる気もしますがw

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グランクレスト・リプレイ ノートリアス 霧覆う魔境の島 (富士見ドラゴンブック)の作品紹介

戦争犯罪人として囚われている女性君主ガーネット。魔法師協会の命令で、彼女は幼き領主アリキアに従属し、新天地の開拓へ向かうこととなる。しかし、その場所は人食の巨人が支配する恐怖の島で――!?

グランクレスト・リプレイ ノートリアス 霧覆う魔境の島 (富士見ドラゴンブック)のKindle版

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