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- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040705682
作品紹介・あらすじ
対馬瞳・湯川久美子・橘有希・白瀬さくらの4人の少女は、目覚めると見知らぬ場所のバスルームに閉じ込められていた。通信手段は、インターネットだけ。SNSを駆使して脱出を図る彼女たちだったが……?
感想・レビュー・書評
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ジャンル分けをするなら、ミステリーサスペンスだろうか。密室に閉じ込められた地下アイドル達、その追い込まれていく心理描写と、ネットの持つ良し悪しを両極で描いている部分は、嫌悪感を感じるほどに中々面白かった。ただ釈然としないポイントも多くちと残念。
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繋がりのよくない文章にリアル鬼ごっこを思い出し外れかと思ったけれど、誘拐ゲームが始まってから面白くなった。狭いバスルームの中での監禁という状況に余裕をなくし、ネットの情報に踊らされ煽られ、希望をもったら絶望に突き落とされ、と翻弄されているうちに文章に関しては全く気にならなくなっていた。警察を信用していないところや、犯人の要求にほいほいのっちゃうところなどが主人公達の子どもらしさが表れていて良かった。誘拐から解放されたあとのオチもきれいで良い感じ。2時間サスペンスドラマのようにきれいにまとまっている一冊だった。
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