薔薇十字叢書 神社姫の森 (富士見L文庫)

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著者 : 春日みかげ
制作 : 睦月 ムンク  京極 夏彦 
  • KADOKAWA/富士見書房 (2015年11月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040707198

薔薇十字叢書 神社姫の森 (富士見L文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 出だしが映画「ゴジラ」鑑賞からどう見ても本筋でない京極堂の妖怪薀蓄。中々本編を踏襲してるかと思いきや。久保竣皇が「魍魎の匣」書いてから「姑獲鳥の夏」を書くとかは未だ、本編に寄り掛かり過ぎやろ〜で済むが、大谷崎出すとかナシやろ( ̄∀ ̄)しかも偽久保が関猿とか〜涙

  • 関くんの病が重い…
    ここまで拗らせてしまったら、いかな京極堂でももうどうにもならないレベルじゃないのかなと思ってしまった。

    とても百鬼夜行なんですよ。
    とても百鬼夜行なんだけど、でも違う。
    榎さんがマトモに会話してるし、あまつさえ取り乱しているし。
    京極堂の蘊蓄もひたすら冗長なばかりで、単なる知識の披露のように感じてしまった。
    あのシリーズを彷彿とさせるからこそ、心の狭い自分はそういう細かいところが気になってしまってとても座りが悪かった。
    本家へのリスペクトを強く押し出すあまり、無理が出ている気がしました。
    読んでいて正直ちょっと疲れました…

    なので、あとがきにあったもう一案「京極堂対加藤保憲」の方が自分としては良かったなぁって。
    いっそトンデモな100%オリジナルの方が、絶対楽しめたと思います。

    余談ですが「引っ越しの際に(関口を)匣に詰めて運んだ」っていう件には笑ってしまった。ほんと皆さん関口くんの扱いひどい(笑)

  • 薔薇十字叢書#5

  • これは本編読んでからでないとよくわからないだろうなぁ。どこかしら違和感があって、ちょっと読むのがしんどかった。その時代の話がもりこまれていて調べて楽しかったは楽しかったんだけども。久保竣皇を支えた「妻」はとてもよい娘さんだったなぁ。関口くんは愛されているし、雪絵さんは本当にできた奥様だ。

  • 薔薇十字叢書、なんだかんだでじわじわ買ってしまっている。『桟敷童の誕』も結構本編の雰囲気があったけど、今のところあの独特の重厚さを一番継承しているのはこれじゃないかなと思う。

    この叢書自体が、パラレルなのか同一線上なのか、はたまた他の叢書との関連性もあるのかないのかというところからして曖昧なので(別物と捉えよと言われても無理がある)、物語の境界はただでさえ幻覚めいたものには否が応でもなる。それを差っ引いたとしても、最初は「久保竣”皇”なんてあまり良いセンスじゃないなぁ」なんて思っていたものの、その陳腐なワードから「百鬼夜行シリーズ」を少しずつ絡め、それでいてきちんと別の大きな流れにもっていって、最終的には予想通りの結末にピッタリおさめた。
    この「予想通り」というのは個人的には良い意味であって、「こうあって欲しい」というところに嵌ってくれたという事。「予想外」というのももちろん良いのだけど、予想外の場合は「予想以上」でないとどうにも納得出来ないというか、興ざめしてしまうこともあるので、わかりきった予想通りは面白くないけれど、きちんと作りこまれた「予想通り」は、作者と意思の疎通がとれたようでちょっと嬉しい。

    そろそろ叢書の刊行ペースも落ちてきたところで、いいかげん本家もごもご…。

  • 雰囲気は本家に近いし京極堂の長広舌もあったりするんだけど、なんだか読みづらい。
    本家本元の京極堂はなんだかんだ言って、蘊蓄とか小難しいこと言っててもスッと入ってくるんだけどこっちは『???』ってなる場面(共時性や神話の説明など)が多かった…私の理解力がないのかもだけど…。

    ただ、京極堂と関口くんの関係性が好きな私としてはその点では楽しめました。

  • 京極堂シリーズの公式スピンオフ本、ということで、姑獲鳥から宴までさらっておかないとわかりにくいかも。読んだの昔過ぎて誰が何したんだっけって思いながら読んでた(汗)。終盤の京極堂VS久保の、神話体系の話が小難しくて辛かったし、お前ら真面目に何の話してんの??って度々思ったが、他はおおむね読みやすい。久保の正体についてはわりと最初の方から彼だろうな、と思ってたけど、彼にしては理知的だな、やっぱ違うか?と思ったり(笑)。最後の最後に出てこられたあの方には、テンション上がりました。

  • 薔薇十字叢書というのは京極夏彦公認の「百鬼夜行」公式シェアワールド、ということなのですね。本人が長く書かないために現れた世界、ということでしょうか。
    主要な登場人物は、かなりよく捉えられていたと思います。話全体の展開は50ページほど読んだところで、思った通りに進んでいくのですが、よく勉強して書かれているので、その部分を楽しむ形になりました。
    本当によく原典を読み込んで書かれているな、と思いました。
    あの方の訃報のあとに読みましたので、なんだか、しんみりしました。「妖怪大戦争」をまた見たくなりました。
    ホームズ物にも良作のパスティーシュが多々あるし、そうなっていくのかなあ。
    そういえば、御手洗潔の「異邦の騎士」感もありました。

  • (;-人-)ゴメンなさい。
    『シリーズの中、本家に最も近い!』って
    レビューに書かれてるけど私にはまったく合わなかった。
    雰囲気はあるんだけど
    一生懸命、京極夏彦風に似せようってのが
    無理して頑張ってる感じに見え、
    久保竣皇の独り言や蘊蓄やら
    竣皇と京極堂との対話とかが、
    なんと言うか表現がくどい感じ?
    話の流れがタラタラしてて読みずらかったよ(ノ△T)
    原作の京極堂シリーズを読んでないと色々な話の登場人物が出てるので
    分かる人には分かるけど読んでないと分からないんじゃって思う。

    ただ京極堂の最後のセリフが良かった。

  • 薔薇十字叢書のシリーズで読んだのは三冊目なのですが、一番本編に近いというか、雰囲気が出ていた気がします。今までの本編を覚えていないと人物像がすぐに出てこないですが。また、多彩なゲストがいい味だしてました。妖怪と言えば…、の御大の登場にフハッてなります。

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薔薇十字叢書 神社姫の森 (富士見L文庫)の作品紹介

久保竣皇を名乗る作家を探る榎木津はその男の記憶を視て驚愕する。それは武蔵野連続バラバラ殺人の犯人・久保竣公しか持ち得ない『匣の中の娘』の記憶だったのだ。そして、ついに京極堂が動く。久保竣皇とは何者か?

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