冴えない彼女の育てかた Girls Side2 (ファンタジア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 295
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040708409

作品紹介・あらすじ

最初の危機を何とか乗り越えた倫也たち。だが、その裏側では、サークルのために奔走する少女たちだけの物語があった。そして、加藤と英梨々、あの日までは確かに親友「だった」ふたりが出した答えとは……。

感想・レビュー・書評

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  • 13巻に記載。

  • このガールズサイドで描かれる機微を含めて全部映像化して欲しかった!
    嵯峨野文雄がアニメで動いてるところが見たかった.
    特にガールズサイドで描かれる詩羽先輩と美智留の関係性は個人的にとても金銭に振れるものがある.
    アニメ版では簡素に描かれた英梨々と恵の仲直りの下りもシリアスの流れからすっとぼけ恵発動してめちゃくちゃ笑わせてくれるし,帰りの新幹線の中での一部始終は女の子同士の友情が光ってて,涙腺を緩ませてくれた。

  • 劇場版では最後のライブシーン以外ほぼ省略されてしまった巻。実は氷堂美智留が加藤恵に代わってサークルを裏から支えていたりする。
    各ヒロインの心情変化をじっくり追い、全体のストーリーに厚みを与える、結果としてほぼ本編同様の重みを持つ巻となっている。

  • 女性陣視点の短編集。表紙の女の子は誰?と思って読み進めていくと、暗に分かるように書かれているのが心憎い(イラストもあるから暗にでもないか)。各キャラが思うところあって行動し、結果、わちゃわちゃしているけれど、そこがまた楽しめて、もうキャラ設定の勝利って感じ。

  • 最高!ぶっちゃけGirls Sideが一番面白いんだよなぁ…
    嵯峨野さん仲間になるかなー?!

  • みんな人間関係に真摯すぎてドロドロだよぉ……(ごちそうさまでした)

  • 恵の正妻感がハンパなくなってきてるね。

  • まさかの美智留回といって差し支えなかった。
    恵が潤滑油的役割を放棄した分、まさか美智留があれこれ活躍することになろうとは…

    短編集なんだけど実質9.5巻、10巻名乗れるレベルで話は密接に繋がってる。

    恵と英梨々の仲直りをはじめ、表紙の美女も初登場で先の気になる展開だった。

  • icy tailの話好き!
    みちるがたまらない!!
    個人的にみちるとうたは先輩の繋がりがとてもよかったー!
    過去との繋がり、現在との繋がり、未来との繋がり。
    変わってしまう現実。
    それぞれが譲れないもの。
    ライブシーンの呼びかけに、ジーンとしちゃいました。

  • 評価:☆5

    タイトルは「Girls Side 2」となっているものの、あとがきでも言われているように実質は10巻。
    倫也くんの出番はほとんどなく、文字通り女性陣の視点から物語を掘り下げる。

    一番の肝は恵と英梨々の関係性の進展ですね。
    前巻は消化不良な感じで終わってしまい若干肩透かしを食らいましたが、今巻でキッチリと決着をつけています。
    どうしようもなくクリエイターな英梨々と、同じようにクリエイターではいられない恵とのすれ違いは平行線で見ていて辛かった。

    それでも本音をぶつけ合うことで、お互いの気持ちを知ることで、平行線に思える関係性のその先が交わるのではないかと、そんな期待を持つことが出来た。
    今回のMVPは恵よりも英梨々だったかなと思う。
    英梨々の純粋さ、そして強欲さに助けられたんじゃないだろうか。

    「世界一で、業界一で、ついでに、素敵な仲間と幸せになること……」

    バカバカしくて笑ってしまうような英梨々の思い描く結末。
    でもそれも決して夢物語じゃないと思える力強さが英梨々にはあるんだよな。
    誰と誰がくっつくとかじゃなくて、英梨々が思い描くこの結末こそがこの作品の着地点でありハッピーエンドな気がしてきた。

    その他にも出海ちゃんは勿論だけど美千留もクリエイター魂に火がついていたのが印象的だった。
    美千留のワンマンライブで皆に贈るMCにはグッときた。

    「だって、たとえ違う方向を向いていても、みんな、それぞれの前へ進んでる」

    詩羽先輩とのやりとりも面白かったし美千留も良い味出してた巻だったかな。

    ラスボス臭半端ない紅坂朱音の掘り下げもあって、凄腕クリエイターでありながらもただのクソオタクな彼女に親近感のようなものがw

    そしてラスト2ページは悶絶もの!是非手に取ってご覧あれ!(笑)

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著者プロフィール

小説家/脚本家。小説デビュー作『冴えない彼女の育てかた』(ファンタジア文庫)では、原作のみならずTVアニメ・劇場版のシリーズ構成並びに脚本も担当。

「2022年 『冴えない彼女の育てかた 深崎暮人画集 下 Fine.』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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