スープ屋かまくら来客簿 あやかしに効く春野菜の夕焼け色スープ (富士見L文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 136
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040722498

作品紹介・あらすじ

「スープ屋かまくら」――メニューは週替わりのスープのみという、北鎌倉の小さな小さなお店。じつは店主・緒方兄弟のつくるスープには、あやかしを癒やす力があって……。 彼らを頼って店を訪れるお客様とは――?

感想・レビュー・書評

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  • 鎌倉野菜を使ったスープが売りの飲食店。

    イケメン兄弟がやっている、と普通の客も大盛況。
    メインのあやかしも大盛況。
    ちょっと読んでいて、お腹が空いてくるような描写。
    連続短編なので、最後にレシピ付き。

    想像すると可愛い光景ですが、当然ながら
    口開けば…な存在ばかり。
    挫けず相手をできるのは、慣れているから??

  • カーブミラーさん……良いお話でした!
    涙が出そうになりました!!!
    子どもなりに何かを感じ取ってるんですよね。
    同じカーブミラーさんでも以前とは違うって……
    物と人との繋がりには感動しますね。

    乾くんが自分のことを「できる男」みたいな感じで、語ってますが……
    実際は、琳兄ちゃんと変わらなくね?って感じでした。
    読んでて末っ子感満載な乾くんでした。

  • つくも神さまがいたらいいなと思っているので読んでみました。
    カーブミラーのお話がいいなと思いました。

  • 私にとって鎌倉は、いつも混んでいるのと季節によってはとても回りづらいところなので、行ける距離ではある街ですがなかなか足が向きません。でもそこを避ければ行きたいなと思う場所です。付喪神と話せる能力はちょっとうらやましいです。見えすぎるのもつらそうなので、ほどほどにぬいぐるみと話してみたいです。

  • 乾のキャラが最初しっくりこなくて、読みにくかった。コミュ力は琳と大差なくないか?と言いたくなる。でもそのあたりを「悩める三男」と思って読むと、ハートウォーミング的なお話。カーブミラーの話が好き

  • この出版社の特徴ですね。サラッと読める。コロナで旅行も行けず、せめてご当地ものを読んで、旅行気分をすこーしでも感じたいも思って、借りた1冊。
    鎌倉の地名と言うよりは、土地柄の方が出てくるかなー。
    スープは作れそう。牛乳買わなきゃ。笑
    続編はあるのかな?
    あるのなら、読んでみたいなー

  • 鎌倉野菜のスープ屋にイケメン兄弟に付喪神、とその方面が好きな人にはある意味よくある安心の設定。鎌倉ネタが多いので行きたくなる。豊島屋の店舗楽しそう。

  • 柔らかい内容。特に特筆すべき個性は無いものの気軽に読める。

  • 鎌倉野菜を使ったスープのお店を営むコミュ障で調理担当の次男、給仕の三男が、人間のお客相手の営業の傍ら狛犬の付喪神のコマくんと共に訳有な付喪神たちにスープを飲ませ、眠りに就かせる。空気がとても穏やか。スープのレシピが至極簡単で特別感に欠ける庶民的さだけれど最後のアスパラガスとあさりのスープは新鮮かも。

  • 文芸で受けそうなもの詰め込んで煮込んだのが透けて見えたのが口に合わなかった。キャラ△。文章力△。

  • 作者の名前買い。

    さっぱり読了。スープが美味しそう(゜ρ゜)

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著者プロフィール

「清澗寺家シリーズ」(幻冬舎コミックス)や「キスシリーズ」(講談社)など、多くの人気シリーズ、著作を持つ作家。ドラマCD化した作品も多数ある。特に名門華族・清澗寺家一族の大正時代から戦後までのドラマを描いた「清澗寺家シリーズ」は熱心な読者が多く、完結を記念して完全予約限定のファンブックが発売されるほど。

「2019年 『キッチンカー鎌倉、推して参る 再出発のバインミー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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