異世界おもてなしご飯 2 ~精霊の歌と約束の杯~ (カドカワBOOKS)

著者 : 忍丸

• KADOKAWA (2018年2月10日発売)

作品紹介・あらすじ

巻き込まれ召喚され、異世界で手料理を振る舞う日々をおくるOL、茜。「茜の料理でしかできない」と、最後の浄化の地に赴く妹を守るための重要な仕事を任された彼女は、とっておきの料理を解禁する……！！

感想・レビュー・書評

[lovenovelsさんの感想 · 2022年9月13日]

妹のひよりのオマケで召喚されてきたと思っているように見える茜。でも、茜がいなかったらひよりは頑張れなかっただろうし、多くの人とこんなにも和やかな時間を過ごすことはなかっただろうし…かなり多くのことに影響を与えていそう。いつでも美味しいものを作ること、食べることを考える茜は見ていて楽しいし。今いる世界と元の世界。将来、どちらにいることになるのか悩み始めた茜。今、居心地がいいからこそ悩むのだと思うから、後悔のない決断ができるといいな。と思った。ジェイドとの関係がどうなっていくのかも楽しみ。

著者プロフィール

軽やかで読みやすい文体ながら、読者を引き込み心を揺さぶる、筆力の高い実力派女性作家。著作に『古都鎌倉、あやかし喫茶で会いましょう』(一二三書房)をはじめ、コミカライズもされた「わが家は幽世の貸本屋さん」シリーズ(マイクロマガジン社)、「異世界おもてなしご飯」シリーズ(KADOKAWA)ほか、多数。Twitterアカウント　@sinomonta

「2023年 『アラベスク後宮の和国姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」