かくりよの宿飯 十 あやかしお宿に帰りましょう。 (富士見L文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 558
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040732824

作品紹介・あらすじ

「今宵、私は、あやかしお宿に嫁入りします」葵の細腕繁盛記、大団円へ!

ついに始まる八葉夜行会。大旦那の“真実”と自分の気持ちに向き合った葵は、彼を救う協力者を得るため妖都を奔走する。葵が向かったのは、かつて彼女の料理を否定した大湖串製菓の八葉・ザクロのもとだった――。

感想・レビュー・書評

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  • いやもう、最高の最終巻…!!!
    文句なしの☆5つ!!!!!
    この物語を届けてくださって本当にありがとう、友麻碧さん!

    〜~〜~〜~〜~〜~〜~〜~〜~〜~〜~〜~〜~

    大旦那から衝撃の真実を聞かされた葵…
    しかし大旦那は、妖都からの追手を前に、自らの意志で妖都へ赴くことを決める。

    大旦那を陥れようとする雷獣の魔の手から、葵たちは大旦那を救うことができるのか?!

    〜~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    こんなに夢中になって10巻まで読んだ物語は久しぶりでした…ありがとう、かくりよの宿飯!!
    今までの伏線をしっかりと納得いく形で回収しただけでなく、クライマックスは本当に最高の盛り上がりでした!!ブラボー!!!

    妖都での決戦で幕を閉じ…るかと思いきや、後日譚もしっかりと書かれていて、それを経ての本編終了…
    そして最後の一文を読み…1巻の感想で「タイトルと内容が合ってない」などとえっらそうに書いた過去の自分を張り飛ばしたい気持ちでいっぱいです…!!本当にすいませんでした…!!友麻先生!!

    10巻まで読み終わったあとも、9巻と10巻は読み返しまくりました。
    何回読んでも胸がキュンキュンしてしまい、近年稀に見る読み返し回数でした。
    本編はこれにておしまいですが、外伝的な小さなお話はこのあとも続いていくようなので、たのしみです。

  • 2019年8月富士見L文庫刊。書下ろし。シリーズ10作目。最終巻。大団円の完結でした。最終巻の進み具合を振り返ると、少し急ぎ過ぎな感ありましたが、「外伝書くんや〜」ということですので、委細はその時までの楽しみにします。

  • 大団円。しっかりラストまで納得できる終わり方をしてくれて嬉しい。
    一冊通じてふわっと優しい空気が漂っていて、最後にふさわしい穏やかな終わり方でした。大旦那が尻に敷かれていて可愛い。

  • 今までの伏線が回収されて満足満足の最終巻。葵が大旦那様の核を食べたことが大旦那様を救うとは。雷獣も呆気なく追放。暁とお涼が婚約したんだ。でもいいコンビの2人だからお似合い。大旦那様、やっぱり素敵。わがままで物怖じしない怖いもの知らずの手毬合羽のチビ、好きでした。これからも外伝的なものは出したい、と著者がおっしゃっているので期待します。

  • かくりよの宿飯の第十弾。

    迷宮牢から大旦那を助け、
    妖王の御前で害獣を退け、
    無事かくりよの宿に嫁入りすることになる。
    予想とたがわず大円団で良かった、と同時に、
    一つの物語が終わってしまい寂しい。

    八葉の一人を仲間に引き込むためとはいえ、
    途中でお菓子作り対決をすることになった時は、
    そんな事をしている場合なの?と思ったが、
    そこで葵が作ったお菓子が妖王の命を助けるとは
    おそるべし生どら焼き。

    最後なのに手毬河童の活躍がいま一つなのが残念。
    小さきものが大きな役目を果たすのは、
    「指輪物語」以来のファンタジーの伝統なのに。

    生どら焼き、そんなに好きではないのだが、
    食べたくなった。

  • あぁ……読み終わってしまった。
    サラりとした読後感が何だか勿体なくて、もう少しこの物語りに浸っていたくなりました。
    諦めずに歩き続けた先の幸せ、キラキラしてます!

  • 終わっちゃった〜。
    寂しいけど、ダラダラではなくしっかり一つの物語の
    幕を閉じたって感じでスッキリ。
    この後も、続編あるから楽しみです。
    あやかし夫婦も読もうかなぁと思っています。

  • シリーズで一番好きな巻だった
    大旦那様と葵はもちろんのこと、暁とお涼たちも幸せになってほしい
    葵を天神屋の皆や松葉様たち天狗が見送るシーンが圧巻だし今まで葵がやってきたことが出てる気がして好き


  • 大旦那様と葵さん、お幸せに(o^^o)
    それにしても暁とお涼にはびっくりしました!! とても素敵な作品でした。読み終わって少し寂しいような感じがします。


    銀次さん大好きです(唐突)

  • 10巻最終巻まで読み終えて、囚われの大旦那様を救い出し、葵と大旦那様が結ばれハッピーエンド。1巻を読み始めた時から、結末は予想がついていたけど、それでも楽しめました。
    終わってしまうと、なんだか寂しいです。

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著者プロフィール

福岡県出身。小説『かくりよの宿飯』シリーズが大ヒットとなり、コミカライズ、TVアニメ化、舞台化など広く展開する。ほか代表作に『浅草鬼嫁日記』『メイデーア転生物語』(富士見L文庫)、『鳥居の向こうは、知らない世界でした。』(幻冬舎文庫)、『水無月家の許嫁』(講談社タイガ)などがある。

「2023年 『メイデーア転生物語 6 片想いから始まる物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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