ミュシャのすべて (角川新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040820811

感想・レビュー・書評

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  •  ミュシャ展に行った後に買って読みました。

     デザイナーとしての成功から、スラヴ叙事詩を始める画家としてのミュシャまで。
     そしてスラヴ叙事詩を解説する。
     ミュシャ展行く前に読んでおけばよかった。

     ミュシャという画家は迫害の歴史を受けてきたスラヴ民族の団結をスラヴ叙事詩に描いた。
     一方で、日本で民族の一筋の歴史を描いた画家はいただろうか。いないね。
     つまり、日本民族は民族としての団結が求められず、必要ともされていないということ。

     とにかく、スラヴ叙事詩の本物は圧巻のスケールだった。

著者プロフィール

堺市が個人収集家から寄贈された500点にのぼる作品を基に発足。ミュシャの祖国(現チェコ共和国)でも観られない大作やスケッチ、造形作品なども所蔵し、フランスとチェコで活躍したミュシャの、初期から晩年までのあらゆる制作活動を知ることができる、世界有数のコレクションを誇る

「2020年 『アール・ヌーヴォーの華 アルフォンス・ミュシャ 代表作から知られざる初期作品、習作まで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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