ネットは基本、クソメディア (角川新書)

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著者 : 中川淳一郎
  • KADOKAWA (2017年7月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040821573

ネットは基本、クソメディア (角川新書)の感想・レビュー・書評

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  • ウェブはバカと暇人のもの、の著者、中川淳一郎の新作。DeNAキュレーションサイト問題を受けて、義憤に駆られて勢いで書いたような感じの内容だった。

    以下メモ
    ●コピペ満載のクソ記事が上位を席巻するというのは、Googleがクソサイトに完全敗北した。
    ●足で稼ぐことを一切しない「コタツ記事」。
    ●リポビタンDのCMは、山を登り1人が苦境に追い込まれたところで前方を走る男が手を差し出し救出する。そこで「ファイトォォォ!」と叫ぶと助けられる側が「イッパーーッ」と言い、最後に2人が晴れやかな表情でリポビタンDを飲む。先に飲んで、普段考えられないパワーを発揮する、の方が良いが法律に配慮して誤解を生む演出を慎んでいる。
    ●一部上場企業であるDeNAがこの騒動の元凶のように言われているが実際は違う。もともと存在する「ネットコンテンツ作りの参入障壁は低い」ことによるコンテンツの質の低さを浮き彫りにした形であり、DeNAは氷山の一角に過ぎない。
    ●公の場で情報を発信するにはそれなりの資格が必要である。
    ●スマホゲームは、基本的には「暇人に時間を使わせる」か、「金がある人間に課金をさせる」ことを収益源にしている。
    ● Jpモルガン社長が「お金持ちと結婚したい美女」に送ったアドバイスが的確すぎる、と言う記事はネットでは有名なコピペ。旅ラボの炎上案件。
    ● 一部のIT企業及びネットメディアにはコンテンツ制作へのリスペクトがない。
    ●日々粗製乱造される文章は、SEO対策だけはバッチリのため、結局は本気の取材記事を埋没させ、結果的に有益な情報がユーザに届かなくなることを意味してしまう。
    ● DeNA組織全体として、コンテンツを作ることに対してのリスペクトが希薄だった気がする。コンテンツ制作の手段がクラウドワーカー利用前提であった。
    ●ライターになりたい人はとにかく「場」を求める。それが傍から見るとクソのようなメディアであろうとも、とにかく「場」がもらえたことで大喜びし、いっぱしのライターになったかのような気持ちになれる。

  • この著者の本はいつも面白い。
    クソメディアの情報はもとから読まないのでどんなにクソかが良く分かった。

    例えば,
    北九州観光の「コタツ記事」を書いた人;あれだけ明確に誤りを指摘されても修正しないんだ;いい度胸してるというかアホ過ぎ;

  • 勢いで書いたのかな?と思いました。

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WELQに端を発するキュレーションサイトの問題をDeNA報告書と10年以上のネット編集の実体験から解説。もはや「マスメディア」となった2017年におけるネットの現実を示した上で、身を守る術を紹介する。

ネットは基本、クソメディア (角川新書)はこんな本です

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