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- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040822006
作品紹介・あらすじ
第1章 揺籃期の芳年―その原点となる師風継承
第2章 師風展開と月岡芳年の誕生
第3章 文豪が賞賛した残酷絵
第4章 新聞の進展がもたらした時事絵
第5章 古典素材に再注目した英雄絵
第6章 円熟期を迎えた美人絵 ほか
感想・レビュー・書評
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まさしく血みどろと狂気の一冊でした。
幕末から明治の絵師とのことですが、色は鮮やかに深くなっています。
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晩年精神を病んだ芳年はまず巣鴨病院に入院。それから小松川精神病院(小松川狂疾治療所→小松川癲狂院→小松川精神病院→加命堂脳病院→加命堂病院、1944年廃院)に入院するが、回復せず、退院後に亡くなった。東海道四谷怪談に近親姦モチーフなんかあったんだね。
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<目次>
総論 芳年、「血みどろ」「狂気」のイメージを越えて
第1章 怪異の百物語~和漢百物語
第2章 血みどろの恍惚~無残絵の世界
第3章 ○○そうな女~風俗三十二相
第4章 躍動する英雄~武者絵のダイナミズム
第5章 狂おしき色恋~描かれた情感
第6章 妖怪たちの宴~新形三十六怪撰
<内容>
月岡芳年の作品とその見どころを余すところなく紹介した本。図版も豊富で、解説も当を得ていると思う。
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