- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041000007
感想・レビュー・書評
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まさかあの人がanotherとは予想出来なかった。
サカキの哀しい決断には胸を締め付けられた。
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『十画館の殺人』に次いで2作目となる綾辻さんの読了。またまたやられた。
綾辻さんの、描写はとても丁寧なため読みやすい。
だからこそ、結末につながる伏線(ヒント)を見落としてしまう。
もちろん、本筋から脱線するようなタッチではない。
そこの線引きが絶妙。
館シリーズ、全て読破しようかと思う昨日この頃。 -
綾辻行人さんデビューでした。そしてまた1人好きな作家さんを増やしてしまいました。ロジカルな超自然現象にリングの匂いを感じましたが、謎の根底にある真相は開かずの扉の向こうでした。最後は怒涛の…ですね。止まらない。人気の理由がわかります。
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面白かった( * ॑꒳ ॑* )♪伏線、叙述トリック見事に巻き込まれましたよ!綾辻先生(๑´ლ`๑)笑完全なる終わり方にしなかったのも、続編を考えてだったんだろうなぁと後書きを読んで思った。鳴の能力、もう少しインパクト強かったなら良かった気もするが…まさかの結末といい、物凄く楽しめた( * ॑꒳ ॑* )♪装丁も大好きな遠田志帆さんだし、お気に入り決定です(*´艸`*)ァハ♪館シリーズ中途半端にしたまま、Anotherシリーズ2001まで行っちゃいましょうか(๑´ლ`๑)笑
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ホラーというよりは青春小説であり、フーダニット特殊設定ミステリだった。
ラストの盛り上がりはさすがだったが、いかんせん物語の展開が地味で鈍重すぎる…。
小説自体には妙な愛嬌があるので点数は甘々で。 -
綾辻行人さんの作品は先に館シリーズを読み始めたのですが、ついに『Another』へ。
評判通りの面白さ、怖さ、まさに長編ホラーの名作に相応しい作品でした。
誰が死者なのか、災厄は止めることができないのか、先が気になって一気に読んでしまいました。
細やかな伏線、鳴(と自宅)の神秘的な描写、そして驚きとさすが綾辻行人さんとしか言えません。
表紙のイラストも本作の世界観を表現していてピッタリでした。
アニメや映画は観たことがないので、そちらもチェックしてみたいと思います。 -
「三年三組の呪い」を解くために計画された夏休み中の合宿。過去のクラスメイトが残したテープに呪いを解く方法が記録されていてあと少しというところで合宿所に恐ろしいことが起こる。
呪いというなかなかファンタジーな要素とホラーやミステリーの要素をうまく組み合わせる技術はさすが綾辻行人といったところ。 -
こういう結末でしたか。やられましたね。で、最後までホラーなのかミステリーなのか境界線を行ったり来たりしていたと思います。終わりまで読んでも、すっきりしない部分が多いのでホラーとして読むのが良いのかな。もう少しヒントのようなものを示してくれていれば、推理しながら読めると思うけど。なので、ラストのどんでん返しという点においては大成功してると思います。あとがきにあった外伝のような後日談とかがあると面白いと思うんですが、事件の記憶はどんどん薄れてしまうので、恒一や鳴の事件に対する記憶が薄れる前に出してくださいね。