Another(上) (角川文庫 あ 45-8)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.85
  • (569)
  • (1048)
  • (707)
  • (87)
  • (14)
本棚登録 : 9204
感想 : 595
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041000014

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 中学の時に図書館で借りて読んで衝撃ものだったのでいつかまた読んでみたいな、と思いながら今回購入して読みました。
    あと下巻が残ってるので全て読んでから感想書きたいと思います。
    読んでるとその光景が浮かび上がるほど描写がリアルすぎるのでドキドキしながら読んでます。

  • Another 2001 に向けて再読。
    だいぶ前に読んだのであまり覚えていなかったので、むしろ楽しめた。
    これから始まる災厄の序章という感じ。
    【死者】は一体誰なんだろうか...
    気になることばかりである。

  • 前半は恒一のもどかしさが目立つも、きっとミサキが...と思いながら読み進めていくと、どんどん引き込まれていきました。

    中盤以降で、えっ⁉︎ミサキって...このまま一気に下巻も読み進めたいと思います。


    説明
    内容紹介
    夜見山北中学三年三組に転校してきた榊原恒一は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。同級生で不思議な存在感を放つ美少女ミサキ・メイに惹かれ、接触を試みる恒一だが、謎はいっそう深まるばかり。そんな中、クラス委員長の桜木が凄惨な死を遂げた! この”世界”ではいったい何が起きているのか!?

    内容(「BOOK」データベースより)
    夜見山北中学三年三組に転校してきた榊原恒一は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。同級生で不思議な存在感を放つ美少女ミサキ・メイに惹かれ、接触を試みる恒一だが、謎はいっそう深まるばかり。そんな中、クラス委員長の桜木が凄惨な死を遂げた!この“世界”ではいったい何が起きているのか!?いまだかつてない恐怖と謎が読者を魅了する。名手・綾辻行人の新たな代表作となった長編本格ホラー。

  • 私を「読書」という趣味に出会わせてくれた作品。

    ページを捲るごとに高まる緊張感と恐怖感。
    死に引き込まれるという境遇にある彼らの心情や行動。彼ら自身とその身内を取り巻く災厄。

    桜木さんや看護婦の水野さんの最期が凄惨すぎてアニメでもこの本でも印象に残っています。

    彼らの死に抗おうとする姿、死への恐怖に魅了された作品です。

  • 前情報ゼロで読んでみたら、200頁くらい読むまでジャンルが不明の作品だった。そこまで読んで青春ホラーミステリーだと気付いた。

    最高に好みを突いてきてて一気に読んでしまった。(この後下巻も一気に読んだ)
    自分の中学時代の思い出も思い返してみたりできた。良い感じの厨二病感も刺さるポイント。

    アニメと実写映画も存在して実写映画は失敗したっぽい。両方気になる。

  • モノレール文庫で借りた本

    ヤバい…下巻 買いに行かなくっちゃ
    <死者は誰?> <いない者> 謎の伏線ばかり、暗い不安で不穏な空気感の渦にどっぷりハマってしまった。

    司書の千曳さん 霧果-天根 九官鳥の「どぅして?」そして、見崎鳴 鳴に色々教えた『ある人』

    謎ばかり……

  • とある中学3年生のあるクラスでの話。
    物語がじわりじわりと進んで、何となくずっと不穏な空気。上巻の終わりでようやく、「何が」起きているのかと「なぜ」そうするのかが分かる。

    超常現象や呪いの類の話なのか、それとも何か他の…?
    取り敢えず下巻を読みたい。

  • 人形は虚ろ、空っぽなの、死にもつながる虚ろ、虚ろなものたちはそれを何かで埋めようとする、と鳴が言う。この意味が次第にわかってくる。

    作品のジャンルとしてはホラーサスペンスなのだろうが、誰が何をしようとしているのかが謎で、それを知りたくて読み進めた。

    いないもの役を引き受ける側の気持ちの表現も理解できる。電話の雑音を残して、下巻へ誘われた。

  • 上巻読破、さて次は下巻突入
    いよいよ真実が…

  • 油断した。想像以上にハマって一日で読み終えてしまった。下巻買ってなかったわ。続きはよ!

    色んな伏線ぽい種がバラバラと撒かれたり、主人公と同級生の態度にモヤモヤしながらも、後半で急展開。結局そっちなのか。
    下巻の展開に期待!

全595件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

1960年京都市生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院博士後期課程修了。87年、大学院在学中に『十角館の殺人』でデビュー、新本格ミステリ・ムーヴメントの契機となる。92年、『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。2009年発表の『Another』は本格ミステリとホラーを融合した傑作として絶賛を浴び、TVアニメーション、実写映画のW映像化も好評を博した。他に『Another エピソードS』『霧越邸殺人事件』『深泥丘奇談』など著書多数。18年度、第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。

「2023年 『Another 2001(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

綾辻行人の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
宮部みゆき
米澤 穂信
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×