求愛者の恋 (角川ルビー文庫 122-7)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041000892

作品紹介・あらすじ

アラブの小国の王子・アシュラフと運命的な出会いを果たした東堂和輝。アシュラフとの遠距離恋愛を育んでいた和輝は、かつて兄のように慕っていた外務省勤務の久遠武士と再会する。そんな中、アシュラフが緊急来日することに。つかの間の逢瀬を喜ぶ和輝だが、アシュラフとのキスを久遠に目撃され、咎められてしまう。しかも久遠は和輝に積年の想いを告白してきて…!?この恋を叶えるためなら、どんな試練も乗り越える-。岩本薫が贈るスペシャル・ラブ・ロマンス登場。

感想・レビュー・書評

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  • アシュラフ殿下と東堂弟の続編。
    舞台は日本です。
    アシュラフ殿下は実業家なので普段はアメリカ住まい?というわけで恋人に会いに日本にやってきます。
    それが気に入らない秘書のユリウス。そして、幼なじみ?もうひとりのお兄さん的存在の久遠。
    色々、色々ありましたが、アシュラフ殿下の本気と東堂弟のやる気でとりあえずみんな説得されました。めでたしめでたしです。

  • 前回の誘惑者の恋が結構ツボにはまったので、期待して読み始めました。
    途中までは、楽しく読めたんです。二人の間に立ちはだかる壁を、
    何とか超えていこうと努力する姿とか。
    悶々と悩んだり葛藤したりと、心理描写にも力が入っていて面白かったんです。
    けどもどうしてもダメなシーンが終盤……。
    こう、家族にカミングアウトするっていうネタ、BLには結構ありますが、
    両親がすんなり受け入れるパターンがダメなんですよ。
    あのパターンになだれ込むと、一気に萎えてしまう。
    それから先はなんだか文字を目が上滑りしてしまって、トーンダウン。
    そんなわけで、★4ついきたいとこですが、3つで。
    ここで母親がショックを受けてあーだこーだしてくれてたら、★5つだったかも。

  • 恋シリーズ好きです!ロッセリーニ家のシリーズも好きなのでラッキーな一冊。

  • 備考:『ロッセリーニ家』スピンオフシリーズ第5作目/関連作品→『支配者の恋の恋』/1作目→『誘惑者の恋』

  • 誘惑者~読了後、このカプは前途多難だろうなと思ってた部分がしっかりと掘り下げられてて嬉しかった。身分差もある上に日々世界中を飛び回って仕事しているアシュラフと和輝がどう恋を育てていくのだろうというのが気になってたけど、それに加えて日本を離れられない和輝の事情もあり。和輝と同じ年頃の息子を持つ身なので、親のことより自分の人生を大切にして欲しい…なんて思いながら読んでたりwすれ違いかけた二人だけど、しっかり向き合い心の絆を強固なものにしてくれて良かった。何気にユリウスが気になる♪久遠もねw
    ロッセリーニ家のカプも出てきてるから、シリーズ未読の身としてはすごく気になるー!早く読まなねばっ

  • 「誘惑者の恋」の続編です
    前作は舞台がマラークで、アラビアンな雰囲気がとっても良かったですが
    今回はアシュラフが和輝に会いに来ます

    「誘惑者~」では二人がくっついた所で終わってしまって、少し物足りなかったので、続きが読めて良かったです
    ただイチャイチャしてるだけじゃなくて、遠距離とか立場の違いとか色んな問題に揺れる二人が良かったです

  • 濃密な3日間でした。和輝にとってもアシュラフにとっても濃密だったでしょけど、3日でここまで展開が広がるっていのがすっごい面白かったですね。すっごく良かったです!マジで面白かったし、ちょっぴり切なくって最後は円満♪このCP一番好きだわ♪ もうちょっとこの二人のお話読みたいな~♪

  • アシュラフがあまりにも素敵なので星5つ

  • アシュラフ×和輝の続編。続編ってワクワクしますねー
    王子相手とあって和輝は大変そう。
    でもやっぱラブラブで読んでて幸せになれました~

  • 誘惑者〜の続編がまた読めて嬉しかった〜vやっぱりこのシリーズ大好きっ!すっごい面白かったです!まさか和輝の両親にカミングアウトまでするとは!しかもこの両親がまた寛容でwさすがは元教師の母というのか(笑)アシュラフの潔さもかっこよかったー!そして最後にはプロポーズまで///なんかもう展開がドラマチックというか、本当映画のようでした(笑)蓮川愛さんのイラストには毎回うっとり…☆

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著者プロフィール

好評既刊本!大人気シリーズ「ヘンな名湯」「もっとヘンな名湯」「日本百ひな泉」「真夏の温泉」(いずれも、みらいパブリッシング)作家、ひなびた温泉研究所ショチョー。本業のコピーライターのかたわら、webマガジン「ひなびた温泉研究所」を運営。日本全国のひなびた温泉を取材し、執筆活動をしている。「NHK ごごナマ」「テレビ東京 よじごじDays」をはじめ、テレビ、ラジオ、雑誌などメディアに多数登場。著書に「ひなびた温泉パラダイス」「戦国武将が愛した名湯・秘湯」「東京休日端っこ散歩」がある。

「2023年 『つげ義春が夢見た、ひなびた温泉の甘美な世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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