TROIS トロワ 恋は三では割りきれない (角川文庫 い 60-5)

  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041000946

感想・レビュー・書評

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  • 読んでいて何となく落ちが予想できていただけに、ラストを見て、「あぁ、やっぱり…」と思ってしまった。

    ただ、三人で書いてるといってもさっぱり誰が誰だかわからなかった点は、なかなか面白い企画かなと。

  • 甘酸っぱい。
    春にぴったりな一冊。

    ふと、来る者は去ってゆくなんて言葉を思い出す。

    いくつになっても、色恋は良くも悪くもエネルギーになるものなのかね。

    ただ、リレー形式よりも石田氏のみで書いて欲しかった感は否めない。

  • 企画としては面白い、と思うけど本当に誰がどの部分を書いたのかよくわからんかった…響樹が石田衣良かな??著作読んだことあるの石田衣良だけだから全部石田衣良に思えてきたw

    そんなに共感ポイントは無かった。電車内でさくさく読むのには向いてる( ´θ`)ノ

  • 恋は三では割り切れない。分かってはいるけど、どうしようもないときがある。

  •  三人で一つの作品を創り上げるって、発想は面白い。

     作者の切り替わりと、人物の切り替わりがリンクしてサクサク読めるし。

     自分はそこまで苦にならなかったけど、統一感や整合性には若干の綻びがあるから、気になる人は気になるかな?

     こんな恋愛は決してしないけど、あぁこういう部分あるなぁ、とか人間観察の一貫として読むと楽しい。

     普通の読書に飽きた方、サクサク読める箸休めにいかが?

  • うん、面白かったけど、響とエリカの感情があんまりよくわからなかった。三人の作者がそれぞれで書いてるのかな。だったら唯川恵は一番読んでいて引き込まれる、きりこなんじゃ?と思いながら読んだ。なんとなく芸能界の話であんまり現実味はない。もっと身近な恋愛ものが読みたい。唯川恵の新しい本に期待

  • やっぱり女の人は強い。
    男の人が優柔不断すぎてまったく魅力を感じなかった。

  • なんだかトントン拍子で、テンポがいいといえばそうなのだが・・・
    登場人物の設定が庶民からかけ離れているので、庶民の私は読んでいてもイメージがちょっとつきづらかったかな。
    個人的に( )書きがあまり好きじゃないのですが、それがなんだか目立った印象がありますね。

  • すごく共感できる、ドキドキしました。

  • 佐藤江梨子という人は、嫌いじゃない。
    感情をあらわにするところとかはむしろ。
    なので、佐藤江梨子が入っていなければ、
    この本は買わなかった。
    なのに~。
    それにしたって、拙すぎやしないかい。
    俄然言葉の選び方が品がなくなる。

    他の人が書いた(と勝手に決めているけれど)ところだって、
    やっぱり薄い。
    3人以外の登場人物が都合の良いような書かれ方をしているので、
    そんなことになるのでは?
    そこまで打ち合わせたら面白くないからだというならば、
    この手の企画はやらない方が良いということ。

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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