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みんなの感想・レビュー・書評
明治期の小説を久しぶりに読みました(最後に読んだのはやっぱり漱石の『こころ』でした)。
何しろ読み慣れなくて、読みやすいとこはサクサク読めるんですが、読めないとこはまぁ頁が進まない。
それはおいといて、、、
名無しの猫くんの人間観察記。
苦沙弥先生を筆頭に個性豊かな面々もおもしろいのですが、漱石が苦沙弥に話させた明治の人の在り方としての問題が現在のそれにも通じているのを興味深く感じました。
ところどころ出てくる猫くんの仕草や苦沙弥先生の子供達の描写が愛くるしかったです。
用語に解説があっても理解できなかった。
それに加えて時代背景や落語や俳句の知識などがわからないとあまり楽しめないと思う。
今までで一番背伸びをした読書かもしれない。
小説らしからぬ作品で、conceptなんて勿論無いし、金田(名前からして)人物像が極端に掴みやすすぎる者もいれば、寒月君の様に掴みにくい人物も居る(モデルが知り合いだと描きにくいこともあろうし、配慮、ネタも入ってくる。)。
ただ、一貫してcynicalな視点と、絶望観を基調として漂わせるrhythmは誰もが身につまされ、痛い思いをするだろう。
「猫」はそんな夢の無い作品だ。面白さの種は常に僕らが有している。漱石も含めて。
やっと!やっと読み終えた!ところどころ面白い。猫はかわいい。最後の40ページぐらいは普通にすごく面白い。それにしても、こんな終わりだったのね…
しかし俗人の考えうる全知全能は、時によると無知無能とも解釈ができる。 ・・・・・・・『吾輩は猫である』179頁 明治の日常を淡々と軽妙に、猫の視点で語り出す。 登場人物は皆、一癖も二癖もあるが、愛嬌がある。そして、雄弁多弁である。物語の大半は彼らの語り、落語のような講釈。おもしろい話を聞かされると、負けず嫌いに火がついて、ならこっちにもこんな話があると語り出す。 なるほど、物語の登... 続きを読む »
表紙がわたせせいぞうさんの絵の本だったのですが見当たらないのでとりあえずこの本で書きます。
何度か読み始めては最後まで読むことが無かった本です。久しぶりに手にとって読み始めたら面白いのなんの!以前読破出来なかったのは自分の精神年齢(と実年齢)が低かったせいだろうなあと思いました。
それにしてもものすごい知識ですね。巻末に注釈が載っていたのでしおりを2枚使って注と読みさしページに挟んで読み進めました。孔子の論語からギリシアの逸話等その博学ぶりに感嘆しました。それにしてもうちで話されている本当かどうかわからない話って結構ここからきているなあ…とそれも感心しました。
(ローマの貴族は満腹になると胃から吐き出して又食べるとか大根のジアスターゼの話とか…)
私は大人になって読んだ方が面白いなあ~と思いました。今度は坊ちゃんや他の本も読み返してみようと思います。
ちょっとした理由から読んでみた。
昔の作品で、読みづらいところはあるのだけど、なぜか新鮮に感じた。
いつまでも色あせない――それが名作たる所以なのだろうか。
なんていうか、すごく癖になる文体、テンポだった。
夢の中で、我が輩と黒のやりとりがリピートされるくらいに。
ただ、完全に楽しめたとはいえないというのが、悲しいところ。
もっと読書スキルあげたいなあ。
僕がこの本を読んだきっかけは、たまたま家にこの本があったためいい機会なので読んでみることにした本だ。
夏目漱石の代表的な作品であり、今まで名前と冒頭の「吾輩は猫である、名前はまだない」というくだりだけは何度も耳にしたことがある。実際に読んでみるとなかなかの長編であり、古い言葉づかいなども多かったため少々読むのが大変だったが猫の視点から見た人間象や猫を擬人化する独特の描写などがとてもおもしろく夏目漱石という人物の感性が非常に興味深く思えた。
猫の視点から人間社会の滑稽さを描く作品。100年も前にかかれたものなのに未だ新鮮さを放っているのは凄いことだと思う。
夏目漱石初体験本です。
阿呆な事をしてる人間の生態が細かく、
猫の視点らしく、斜に構えた感じで書かれてます。
文章が古いので少し読みにくいけど、
中身はギャグ小説に近い様な気がする。
言わずと知れた夏目漱石のデビュー作。
「吾輩は猫である。名前はまだ無い。」
そんな猫が”主人”やその周りでの出来事を淡々と滑稽に語る。
100年も前に書かれたものですが、読むとクスっと笑ってしまう面白さがある。
それでもやはり100年前の文章。読むのは少し疲れました。
ほんとは猫が表紙の本のやつもってるんだけどこっちにしてみた。
この話にでてくる猫、めっちゃ人間を上から目線w
滑稽で風刺がきいていて、面白く読めました。
ただ近代人の孤独観とか個人主義とか、その時代独特の観念などは解せない部分もあってちんぷんかんぷんで読んでました。







