Another(下) (角川スニーカー文庫)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年2月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041001417
感想・レビュー・書評
-
解決編です。
全ての元凶の存在や、それらが何なのかを求める後半です。
叙述トリックですし、見事にしてやられました。
ここまで巧妙且つ美しく仕上がっていると、もはや感嘆の息です。
終盤のあの一言は今でも忘れられません。
凄まじい妙がありました。
非常に面白かったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新作に合わせて何回目かの再読。
後半なのでテンポも速く、ぐいぐい惹きつけられる展開。凄い。ラストの迫りくる殺人鬼も怖いなあ。本家(笑)にはさすがに及びませんが。
何度読んでもこの結末は切なくて、胸に刺さります。だけど後味は悪くないんですよね。それが素敵。 -
面白すぎて一気読みした。
綾辻さんの話、他にも読んでみたいと感じた。
来年以降の3年3組も同じような惨劇があるのかもしれないと考えると、なんとも救いがあるのか、ないのか微妙なところだと思う。 -
なるほどそういうことだったのね、と思わせる伏線回収とすべての謎の解決編。 じわじわ来る上巻と驚愕のラストへと突き進む下巻……その“緩急”がすごい!
W映像化ということで注目されているこのAnother。 アニメは良かったけど実写映画版のほうは大丈夫なんだろうか?
「気をつけたほうが、いいよ。 もう(実写化は)失敗してるかもしれない」 -
ミステリーとホラーが見事に融合した作品だった。
死者は誰なのかという謎に加えて様々なヒントが出てきてそして解決に向かう・・・うん、ミステリーだね。
この緊張感にホラーの恐怖感が見事にマッチしてる。
いとうのいぢのイラストはピンナップと目次部分のみだが、途中にあっても・・・なんでこの程度で十分。本音を言うとピンナップが描き下ろしだと文句なしなんだけど。
ところで、下の価格がおかしい気がするんだが・・・
上巻より結構ページ少ないのに同じ値段ておかしくね?