ももへの手紙 (角川文庫)

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著者 : 百瀬しのぶ
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年3月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041001639

ももへの手紙 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • なんとなく映画の予告からイメージしたものとは違うような…

    三匹の妖怪はこれで許されちゃっていいの?

  •  幾度もCMが流れていただけに、あらすじで心惹かれていただけに、こんなにも胸糞悪くなるようなアニメ映画は久しぶりでした。
     ネタバレありですので気を付けてください。
     まず、妖怪たちに感情移入が一切できないのです。亡くなった人がきちんと天にあがれるようになるまでのあいだ、のこされた人たちを見守るために派遣された妖怪たちなのですが、どれだけ悪さをしても一切反省の色がない。しかもそれを追及される場面もないし痛い目に合う場面もない。窃盗という立派な犯罪なのですが、せめて凄く痛い目にあってもう盗みなんてしない!っていうような場面が欲しかったです。
     そもそも彼らは昔罪を犯してその罪を償うために見守り組にさせられた経緯がある。それも含めればきちんと『反省する』場面は必須ではなかったのでしょうか。
     ギャグもちらほらあって、笑いは出るのですが、其処で終わり。けしてあとをひくわけではなく、その場のノリで笑わせている感じ。同じことを延々と繰り返すのも……まあ、笑えるからいいんですが。中盤、手紙を送る場面でマメがしつっこくももへ迫る場面は辟易しましたが。
     子供の物語に、大人の情事じみた存在を持ち出すな。郵便局の男性が、主人公の母親に『ほの字』(古いかww)なのですが、それをありありと持ち出されて吐き気がしました。これは子供(ももは十一歳という多感な時期)の物語であってこんな場面を用意する必要性が何処にあるのか?
     最後に百鬼夜行、って、仲間がいるよ、って、何故いまさら? マメが天に書く手紙を悩む場面で幾人か出てきていましたが、彼らと関わる場面なんて全然なかったし、このためだけにどうしていきなりみんなが協力的になるのか?
     なんだかともかく、すべてが薄すぎるように感じました。
     妖怪たちの交流もなさすぎるし、仲間の妖怪たちが協力した経緯もだし、わざわざももが医者を呼ぶために走るのも。だったら妖怪たちが医者迎えに行ったらええやん。
     母の声が優香さんということでしたが全然違和感がなく、凄いなあと思いました。
     ところどころで言われる「ジブリの劣化」ですが、わたしはジブリのジの字も考えませんでした。ただただ感動ものを狙いすぎてはずしたカンのある作品だなあ、と。

    ▼ネタバレありの感想サイト
    http://ameblo.jp/hbd16/entry-11223971189.html

  • アニメ映画「ももへの手紙」のノベライズ版。映画版が大好きなので読んでみた。
    小説原作で映画化された形ではないだけに、まさに映画を忠実に文字起こししたような内容。文庫で200ページと分量も少なくてサクッと読める。
    躍動感が重要なクライマックスシーンも巧みな文章力で映像が目に浮かぶように書かれていて感心した。とは言え同じ表現ならやっぱり映画の情報量には勝てないなというのが正直な感想。

    ---
    追記

    読了直後に映画版を見直してみたら、映画では表情芝居しかなかった心の声とか細かい心理描写が小説では具体的に書かれてて、裏設定を見たようで楽しいなと思った。

  • 一応ジュブナイルなのかな。こういうお話に弱いんです。

    登場人物についてもっと掘り下げてもらえればなお良かったです。分量が少ないから仕方ないけど。
    映画が原作らしいので是非見てみたい!

  • 映画観てない。嵐のとこは映像で見てみたくなった。

  • 人は、家族や周りの人に支えられながら生きているのだと改めて感じました。 亡くなったお父さんも、ずっと近くで見守ってくれているのだと思います。 多くの人は、大切な人を失って初めて、こうしておけばよかった・・・と後悔するでしょう。この小説を通して、少しでも身近な大切な人のことを考えることができました。

  • この話は、ももとお父さんがケンカして、そのまま仲直りできずにお父さんが死んでしまうお話です。そのことがももの頭からはなれず、田舎へひっこしました。生活にもなじめず、しずんだ毎日を送っていました。3妖怪が現れて、とても役に立ってももは満足しました。

  • ももの気持ちの成長みたいなのがよかった。

    あと、

    。。。。瀬戸内の島っていいねぇやっぱり(´ `*)

  • 映像と文字、映画と小説。それぞれ良いところがあり、どちらが好きか、優れていると思うか人それぞれ。この話しはたぶん映画の方が良いのだろう。

  • 瀬戸内海の島が舞台ということで瀬戸内地方の本屋さんではよく見かける作品。映画化もされた。

    「これで瀬戸内の島々の過疎化が少しでもおさまればいいのに・・・。
    瀬戸内の島々に観光に来てくれる人が増えたらいいのに・・・。」

    なんてことを考えながら手にとった本。

    良い作品だった。

    親子けんかのこと、なかなか友達の輪に入っていくことができない転校生の気持ち・・・、子どもの気持ちが上手に描かれていると感じた。

    イワ・カワ・マメという三匹の妖怪も、良い味だしているのではないかと。

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