- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041001639
作品紹介・あらすじ
"ももへ"それだけを書き遺し、仲直りできずに亡くなった父。それから母・いく子と瀬戸内の島に引っ越してきたももは、田舎の生活にも馴染めず、しずんだ日々を送っていた。そんなとき現れたイワ・カワ・マメの3妖怪!身勝手な彼らに振り回される中で、ももはいく子とすれ違い喧嘩をしてしまうが、直後、いく子が病に倒れて!?蘇る父の記憶。母を救うため嵐の中へ走り出すももに、奇跡が起きる-。心に響く家族の愛の物語。
感想・レビュー・書評
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なんとなく映画の予告からイメージしたものとは違うような…
三匹の妖怪はこれで許されちゃっていいの?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
病棟の談話室に残されていた1冊
1〜2ページ読んで、「なんかジブリみたいな描きかたやなぁ」と思ったら、アニメのノベライズで、原案が『魔女の宅急便』の原画を手がけた方でした
アニメのノベライズやから仕方ないのかもしれないけれど、意味のないドタバタが鼻につく…
だいたい、ももが幸市と一緒にバイクに乗って行く必要ある?
普通に考えたら「お前はお母さんについていてあげろ、俺が一人で行ってくる!」ちゃいます?
それに強風の中はたとえ救急車でも橋は渡りませんよね?
色々突っ込みどころ満載
終わり方はかわいいんやけど、妖怪物なら「しゃばけ」の方が1枚上手ですね -
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「ももへ」
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昔読んだ作品を再読。
けんかしたままお父さんが亡くなったもも。陽気な三匹の妖怪を通じて突然変化した生活に適応していく少女の勇気の物語。
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宛名しか書かれていなかった手紙に最後は奇跡が起こります。
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軽快な文章でサクサク読める、良質な子ども向けストーリー。
クライマックスの描写も、画面の派手さが伝わってくる。
映画も見てみたくなった。
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「ももへ」だけが書かれたお父さんの手紙……が物語の肝。もっとあっと驚く種明かしがあるとよかったが、それでは大人向けになってしまうのでこのくらいがいいのだろう。
東野圭吾が大人向けに同じ話を書いたら、あっと驚く結末を用意した上で、お母さんの過去や夫を亡くしたあとの男性関係も捻った展開にするのだろうなぁ。 -
一応ジュブナイルなのかな。こういうお話に弱いんです。
登場人物についてもっと掘り下げてもらえればなお良かったです。分量が少ないから仕方ないけど。
映画が原作らしいので是非見てみたい! -
映画観てない。嵐のとこは映像で見てみたくなった。
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人は、家族や周りの人に支えられながら生きているのだと改めて感じました。 亡くなったお父さんも、ずっと近くで見守ってくれているのだと思います。 多くの人は、大切な人を失って初めて、こうしておけばよかった・・・と後悔するでしょう。この小説を通して、少しでも身近な大切な人のことを考えることができました。