万能鑑定士Qの推理劇II (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 1878
感想 : 160
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041001721

感想・レビュー・書評

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  • ためになるかは置いといて、興味深い知識が多かった。
    意外と前作と繋がってる。

  • オークショニアになった莉子の活躍が見れる一作。古書にまつわるいろいろな豆知識が学べます。

  • 記録

  • いったん,万能鑑定士Qの店をたたんだ本作。高校時代の話も少し出てくる。

  • 「万能鑑定士Q」閉店?
    シャーロックホームズの未発表原稿と「不思議の国のアリス」和訳本が・・・ひとつ物語に青春時代の莉子の淡い思い出につながっていく

  • シャーロック・ホームズの未発表原稿が見つかった!?時を同じくして小さな依頼主が持ちこんだ『不思議の国のアリス』、史上初の和訳本。2つの古書が、凛田莉子に「万能鑑定士Q」閉店を決意させる。なぜ少年は鑑定を依頼したのか?果たして原稿はコナン・ドイルの真作なのか?オークションハウスのスペシャリストになった莉子が2冊の秘密に出会ったとき、過去最大の衝撃と対峙する。

  • 読書録「万能鑑定士Qの推理劇2」3

    著者 松岡圭祐
    出版 角川文庫

    p99より引用
    “「奥付は大岡越前守が記載を義務づけて以
    来、日本の書物にのみ受け継がれる習慣です。
    載せなきゃいけないって法律もないし、外国
    の本に奥付はありません。”

    目次から抜粋引用
    “シャーロック・ホームズ
     Qの閉店
     モノトーンの思い出
     新たな事実
     草原の彼方”

     多方面に対する膨大な知識を駆使する美人
    鑑定家を主人公とした、長編ミステリ小説。
     オークション会社の会議室で、羊皮紙の原
    稿を前に打ち合わせが行われていた。会社初
    の古書オークションに向けて、上司から厳し
    い要求が突きつけられていた…。

     上記の引用は、古書を鑑定しての主人公・
    凜田莉子の言葉。そういうことに細かそうな
    イメージが、外国の出版にはあります。特に
    権利関係について、事細かに奥付に書かれて
    いるような感じですが、全くそんなことはな
    いのですね…。特に歴史の古い、ヨーロッパ
    などで昔からなかったというのが意外です。
     主人公の過去と関わりのある人物や、他作
    品の主人公も登場して、賑やかでしかし切な
    い話となっています。

    ーーーーー

  • あいかわらずの安定したおもしろさ

  • ・愛ちゃんの夢物語のカラクリがよく分からなかった。ここのところのカラクリは自分には難しい。

  • 小笠原さんの体当たり場面は最近よく見るようになったような気がする。
    最後はいつものQシリーズとは違った印象。リコが不調の回ってこんな感じなのかな。

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著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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