- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041001769
作品紹介・あらすじ
僕は恋人のリエを殺した。いや、殺したはずだった-。だが僕が警官に連行された先は、封鎖された会議室らしき場所。しかもそこには5人の男女が集められ、警官を含めた全員が驚愕の告白を始めていく。「私がリエを殺しました」と-!謎の主催者の指令のもと幕をあけた、真犯人特定のためのミーティング。交錯する記憶、入り乱れる虚実、明らかになっていく本当のリエ。リエを殺したのは誰なのか!?予測不能の新感覚ホラー、開演。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
なかなか良かった。
-
設定面白いし、最後にホラー感もあるし、良いと思うけど、話がミステリーなのでどうもちゃんと謎解きして欲しくなる。ネタじゃなくて。オチ以外はユニーク。だんだん色々見えてくるのもよかった。
-
ん?
それぞれの告白はそれなりだったけど、ラストは何?
モヤモヤ。 -
全員がリエを殺した犯人。
7人の自白で明らかになるリエ。
6人目の自白までは結構面白かったけど、ラストがカオスな感じで終わったので、確かに予測不能。
川西とかヨリコのような気持ち悪い思い込みの人の描写がうますぎ。 -
短編集「!」シリーズを他作品とする二宮敦人さんは、その独特な言葉遣いで明瞭な情景や心情が強く引き締まってゆく様をショートストーリーで書くのが強い印象。
この物語の大半が、7人の登場人物たちのそれぞれの「自白」というショートストーリーが集まっており、それぞれの物語を結びつけて結末を迎える構成。立場も縁も違う7人の接点と接点を繋ぎ合わせながら理解していくのがとても面白かった。
ただ、結末がかなり独特?なのか、僕自身も納得のいかなかった。すっきりしなかったがかなり「二宮節」のパンチが効いてるので、良い意味でも悪い意味でも万人ウケはしないと思った。 -
7人もの人が同じ人を殺害したと、異なる動機と犯行を告白してゆく。その真相を知りたく読み進めていましたが、このような真相とはね。ちょっと残念な結末でした。
-
設定が新しくて
面白い発想だと思ったけど
ラストがかなり残念。
読んだ後もやもや。