花は桜よりも華のごとく 第六幕・桜花嵐漫 (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 59
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041001875

作品紹介・あらすじ

「恋だの愛だの、くだらない」ついに幕を開けた、舞い人たちの最高舞台、天覧能。戦国の世の狭間、その大舞台は帝、氷見の勅命で、蒼馬率いる柚木座主催で行われる。その目玉は男装の舞姫白火が書いた新作能『颯佐』。しかし、白火は母を偲んで書いたこの作品を人前で舞いたくない。そう言い出せずに蒼馬と白火の心が離れていく。刻一刻と天覧能の日が近づいてくる中、二人は決定的にすれ違ってしまって!?能楽恋絵巻第6幕。

感想・レビュー・書評

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  • よく頑張ったねー
    よかったー
    帯刀も見れてよかったねえ

  • 天覧能のお話です。
    天覧能で演じる能の演目を決めるときに、白火が書いた母の「颯佐」を舞うか舞わないかで、蒼馬とすれちがってます。

    といっても、それもすぐに解決するんですけど、もうちょっと白火がさっさと言っておけばと思いました。白火が嫌だと言えば、蒼馬が折れるのは分かっていることなのに、ギリギリまで言えないことで、いろんな人に迷惑かかってます。

    蒼馬と白火の関係も、蒼馬が我慢しているので、進展がなくて、ちょっともどかしい感じ。6巻目なんで、もうちょっと進展してもいいのに・・・。

    後半は、短編で、白火が日輪座を離れると聞かされたときの矢涼側の気持ちが書かれています。あの矢涼の台詞を受けての朧の気持ちはどうだったんだろう。気になります。

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著者プロフィール

第8回角川ビーンズ小説大賞〈読者賞〉受賞。『花は桜よりも華のごとく』でデビュー。

「2017年 『青春カフェテリア Sweet-Novels 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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