クロス×レガリア 嵐の王、来たる (角川スニーカー文庫)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年4月28日発売)
本棚登録 : 169人
感想 : 12件
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- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041002650
感想・レビュー・書評
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女……だと……!?
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ハーレムで美少女ゲームをプレイしているのかと錯覚することが多いライトノベルが多い中、クロス×レガリアのようなある意味正統派なファンタジー戦闘系ライトノベルは読んでいてとても面白いと思う。
ライトノベルなのでボーイミーツガール的要素はあるものの、主人公はどこまでもただの人間で、「っく、隠していた俺の本来の力を以下略」という設定もないのが好印象。
凡庸が天才に立ち回りで立ち向う姿は見てて込み上げるモノがあるネ。
人気があったから続編が出たというよりかは、設定が緻密で次巻も読んでみたいと思わせる一巻だったからこそ発売された続巻だと思います。
もちろん、次巻も期待したくなるような本巻でした。 -
一巻に続き、文句なしに面白かった。
以下、すごくいい意味で書くのだが、クロスレガリアを読んでると、とにかく、天才・奇才のような書き方でなくともここまで面白くなるのか、と思わされる。
三田さんがどのような書き方を出来るのかは別にして、クロスレガリアは奇特な表現や書き方、設定はないと思う。だけど、とにかく丁寧にストーリーや設定が練られて、じっくり煮詰められた文章で書かれてて、とにかく引き込まれる。
物書きを目指す身としては、誰にも真似出来ない境地は憧れるが、それと同じくらい、本作のような作品の仕上げ方を身につけたい。