ロウソクの科学 (角川文庫)

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著者 : ファラデー
制作 : 三石 巌 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年6月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041002841

ロウソクの科学 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 還元と帰納によって科学的な推論を展開させていきながら、ロウソクが燃えるという事象を紐解いていく。小学校の教科書で見た実験系はファラデーが考案したんじゃないだろうか。どこかノスタルジックな気分にもさせてくれる。
    科学を一般の人にも親しみやすく紹介している。
    事象だけでなく、それらを読み解く手法も鮮やか。

  • カドフェス最強決定戦2017ラインナップ作品となっております。
    KADOKAWAさんの文芸情報サイト『カドブン(https://kadobun.jp/)』にて、書評を書かせていただきました。

    https://kadobun.jp/reviews/187

  • 《教員オススメ本》
    通常の配架場所:教員おすすめ図書コーナー(1階)
    請求記号:430.4//F15
    【選書理由・おすすめコメント】
    ロンドンの貧しい鍛冶屋の家に生まれたマイケル・ファラデーの偉大さを象徴する本。物理と化学の両方の教科書に登場する清貧の科学者。自然に対する簡素で柔軟、真摯な態度、天性の洞察力と情熱があるからできる努力や工夫、そして高潔さと人に対する温かさがあったからこそ、科学史において巨大な足跡を残したことを納得してしまう。(化学・竹村哲雄先生)

  • 338
    昔から読みたかった本。

  • The Chemical History of a Candle
    http://www.kadokawa.co.jp/product/201202000088/

  • 授業受けたい。

  • 久々に科学系を読むと驚かされる。忘れていること多数、当たり前すぎることを説明してもらい、それが当り前でも何でもないことに気づかされる。

    それにしても、中身は素晴らしいけど、要所要所に出てくる図版との関連があいまいで残念。そしていろいろ忘れているからこそ、カラー図版でもなんでもいい、充実していればさらによかった。まぁ、自分で調べて実験でもしてみろっていう話ですけどね。

  • たった一本のロウソクをめぐりながら、ファラデーはその種類、製法、燃焼、生成物質を語ることによって、自然との深い交わりを伝える。大科学者18世紀のファラデーの講演記録。

    このほどノーベル医学生理学賞を受賞した大隅教授の愛読書で一躍ベストセラーになったので読んでみた。子ども相手に眼前で実験をした講演の記述(ご覧のように…的な)のため、残念ながら想像力が追いつかなかった。「19世紀の子供向け」の講演なのに「20世紀の純・文系」の私にはレベルが高すぎた。後半に入ったところで断念。
    (E)

  • ろうそくを主としていろいろな化学作用を解りやすく説明している小説。だけど少々まどろっこしい表現が多く(これは翻訳者に問題があるのか??)読むのに骨が折れる。という意味で評価はだいぶ下がりました。

  • もし、小さな子どもに次の質問をされたら、どう答えますか?
    -「ねえ、どうしてロウソクは燃え続けられるの?」あなたならどうします?
    ロウソクなんだから燃えるのは当たり前、と適当に言いくるめますか? 無視しますか? それとも真剣に「ロウソクのなかの炭素に空気中の酸素が結びついて…」と、きちんと答えようとしますか?
     
    この本には難しい原理は出てきません。なぜならロウソクの燃焼という現象は、科学的には単純な反応だから。この本の“登場人物”も水素、酸素、炭素だけ。あとゲストに窒素かな。それらがくっついたり別れたりしてドラマができる。

    「この宇宙を支配している法則のうち、ロウソクの話とかかわりのないものはないほどです。」身近なロウソクを題材に取上げ、そこから各元素がもつ絶妙な役割分担について教えてくれ、果ては生命活動としての燃焼=呼吸にまで話は及ぶ。
    そして「すべての物事は、それにふさわしく適正に進行するのです。」で締めくくる。
    地球上の根源的な法則――物事には一つひとつ意味があり、それらが有機的に集まって大きな力となる――科学の領域に限らず、私たち人間の日常生活にも応用できるが、1本のロウソクから話を展開して引きつけるファラデーの独創性には脱帽する。
     
    ファラデーの話は、CO2削減など現代社会の抱える課題にもつながる。
    世の親たちもマスコミからの受け売り情報だけで子どもにエラそうに能書き言う前に、子どもと同じ目の高さから“科学”してみてはいかが?
    (2008/7/22)

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ロウソクの科学 (角川文庫)の作品紹介

「この宇宙をまんべんなく支配するもろもろの法則のうちで、ロウソクが見せてくれる現象にかかわりをもたないものは一つもないといってよいくらいです」ロンドンの貧しい鍛冶屋の家に生まれたファラデーは、1本のロウソクを用いて科学と自然、人間との深い交わりを伝えようとする。子供たちへの慈愛に満ちた語りと鮮やかな実験の数々は、科学の面白さ、そして人類の未来をも照らしだす。時を超えて読者の胸を打つ感動的名著。

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